お店のブログを作ろう!
サロンオーナーや個人事業主で、集客用にブログを検討している、そこのあなた!
ただお店の日常を綴るだけでは、もったいない!
ぜひ検索上位に出たり、読者がファンになるようなブログを作りましょう。
本記事では、魅力的な集客用ブログの作り方についてご紹介します。
読み終えた頃には、作るべきブログ像が鮮明になりそうですよ。
お店にブログは必要か
「ホームページがあれば十分」と思う人も多いでしょう。
確かに、ホームページがあるなら、無理にブログを作る必要はありません。
でもブログがあった方が、よいと私は考えます。ブログは「思わぬ流入」が期待できるからです。
どういうことか、次から解説していきますね。
お店の情報が知りたい人は、ホームページを見る
例えば、あなたがダイエットしたいとします。
そんな時、直接ジムの名前を入れて検索することってありますか?
きっと「新宿 ジム」のような形で検索するかと思います。検索結果を見て、心惹かれたサイトを見るでしょう。もしくは比較サイトやまとめサイトを見て、そこから公式サイトに移動するかもしれませんね。
つまり直接的にお店に関係ある(行きたいと検討している)人しか、ホームページは見ないのです。
ちょっとした情報が知りたい人は、ブログを見る
次に、ブログが見られる機会について考えます。
同じくダイエットしたい人がいて、「ストレッチ 自重トレーニング」で検索したとします。ジムに行くかわからないけど、痩せる手段として自重トレーニングを検討している場合ですね。
そこであなたのブログが上位表示されたら、読まれる確率は上がります。読み終えて「通える範囲にジムがある」とわかれば、ホームページを見て詳細を確認するでしょう。そして条件が合えば、入会するかもしれません。
この人は、あなたのお店に行きたいわけじゃない。しかし自重トレーニングからあなたの存在を知り、良いと思ったから入会に繋がった。
ブログを使えば、お店を知らない人からのアクセスも期待できるのです。
集客用ブログで書くべき内容
しかし、これは理想論。「上手くいけば」の話です。
では、上手くいくためには、どうしたらよいのでしょうか。
ここからは、目指すべきブログの方向性についてお話しします。
ちなみに、この通りにしたからといって、100%上手くいく確約はありません。その点ご理解の上、ご活用くださいね。
ジャンルを三つに絞る
ブログに書くネタは、3つのジャンルに絞りましょう。多すぎてもいけないし、少なくても困ります。
1つのジャンルに絞ると、類似サイトに埋もれる可能性が。
読者はより良い記事を選ぶでしょう。単純に情報や文章力勝負になれば、あなたのブログが読まれる機会が減ります。
それに、ジャンルを絞りすぎると、すぐネタ切れします。
更新頻度が落ちれば、上位表示もされにくい。SEO的にも弱くなり、読者の目に触れる機会がさらに減ります。
逆にジャンルが多すぎると、専門性がなくなる。何のブログなのか、見ている方が混乱します。
「何でもできる人」は、逆に「何もできない人」「専門性のない人」に見られます。
ビジネスにしているということは、あなたはプロです。自分のビジネスが軽んじられないよう、専門性は保持したいところです。
強みが3つあれば、あなたの希少性が上がります。
3つのジャンルすべてが被ることは、ほぼないでしょう。「ここでしか読めないブログ」に格上げできるのです。
ネタの確保、差別化のためにも、ジャンルは3つに絞りたいところです。
私の友達がブログを書くなら…
ここからは、具体例を交えて解説します。
私が友人におすすめしたブログのジャンルを見ていきましょう。
友人は、耳つぼダイエットのサロンを経営しています。
これだけでも特殊ですが、他にも耳つぼダイエットについて書く人は多いですよね。「耳つぼダイエット」で検索したら、約 2,300,000 件出てきました。(2021年2月22日現在)
そこで私は友人の活動を見て、次の3ジャンルをすすめました。
- お店
- お役立ち美容情報
- 地域活性
なぜ私がこのようなアドバイスをしたのか、その意図を解説していきます。
お店
メインに発信したいのは、お店の情報でしょう。割引や新サービスのお知らせなどお店の情報。メインサービスとなる耳つぼダイエットについての解説もあると、わかりやすいですよね。
お店の情報は、こんな人に喜んでもらえるでしょう。
- 常連(いつもブログを見てくれる人)
- お店に行ったことがある人
- お店の雰囲気を知りたい人(これから来店したい人)
ただし、宣伝ばかりだと、読んでいる方はつまらない。読者にとって読む価値がある記事作りを心がけてください。
一記事丸ごと宣伝ではなく、随所でお店のことを書くぐらいがちょうどいいかもしれませんね。
お役立ち美容情報
自分の専門性を活かした記事を作りましょう。
この記事では、上位表示が狙い。お店に全く関係がない人でも、読んで楽しめる、ためになる記事にします。
メインサービスの「耳つぼダイエット」に関連した記事があるとよいですね。
- 耳つぼ
- ダイエット
- 食事療法
これらの記事が書けそうです。本人の専門でもありますし、切り口を変えれば、ネタはたくさんあるでしょう。
SEO上位に表示されれば、お店を知らない人が記事を読むでしょう。
中には「来店しなきゃ意味がない」と思う人もいるかもしれません。
しかし読まれること自体に意味があります。閲覧数が増えれば、他の記事も読まれるかもしれません。ブログ全体として、認知度が上がります。
また、アフィリエイトをすれば、広告収入が得られますね。可能ならオンライン施術をすれば、販路は全国に広げられるでしょう。
また、濃い記事があれば、オーナーの信頼も増すでしょう。仕事への熱意も伝わりますし、「こんなスゴイ人に施術してもらってるんだ」と、お客さんが喜ぶかも!
「美容情報を知りたい」という入り口から、あなたのブログに繋がり、読んだ人がファンになることで、お店に行きたいと思う。こんな形で、集客につなげることも可能かと思います。
地域活性
最後に、全く別ジャンルを加えてみました。
別ジャンルを入れることで、本業に興味ない人に、知ってもらうきっかけが作れます。
今回「地域活性」をすすめたのは、本人のライフワークだから。熱い思いを抱いているため、いくらでもネタがあると思ったからです。
友人のお店、実は空き家バンクを利用しています。大型の建物なので、複数のお店を併設。時折イベントも開催し、地域振興を積極的に行っています。
もし自分のブログに「地域活性」ジャンルを入れれば、自分のビジネスだけでなく、さりげなく他のイベントも紹介できる。普段から来店している人にイベントを知ってもらえる機会にもなります。お互いのお客さんが、相互に行き合う好循環も作れるでしょう。
また、地域の情報なので、地元の方が見るかもしれませんね。
地域活性に興味ある人が見たら、友人の活動を興味深く思うでしょう。
「どんな人だろう?」と調べて初めて、「耳つぼダイエットなんてやってるんだ!」と気づくはずです。その時はダイエットに興味なくても、必要が出たら来店したり、近所の友人にすすめてくれるかもしれませんね。
ジャンルや間口を広げることで、本業に興味ない人があなたのブログにやってくる可能性大。
ぜひ自分の強みを活かして、3つのジャンルを軸にしたブログ作りをしてくださいね。
なお、もし「3つもネタがない!」という時は、下記の記事を参考にしてみてくださいね。
「読まれない」とメンタルが折れたら……
書き続けるのは、苦しいものです。反応がなさすぎて「書いても意味ない!」と思うかもしれませんね。
メンタルが折れた時は、ぜひ次の方法を試してみてください。
自分が気づいていないだけで、世間からは思わぬ反響があるかもしれませんよ。
店名をググる
ぜひ自分の店名を、Google検索してください。検索候補に「ブログ」が出てくるかもしれません。
先日、とあるサロンの相談を受け、ホームページをチェックしました。全く別件で調査したのですが、検索ウインドウに「店名 ブログ」が出てきて、店主が一番ビックリする展開に(笑)
作っている方は無自覚でも、必要とする人はいるのですね。
ただし、更新頻度が少なければ、「やってるのかな?」と見ている方は不安になる。
店主の日常やお役立ち情報など、ちょっとしたことで構わないので、適度に更新してくださいね。
SNSと併用する
SNSと併用することで、ブログが読まれる確率が跳ね上がります。
ブログ単体では、目につく機会が少ないんですよね。基本的には、検索してヒットしない限り、目にするチャンスはないでしょう。
アメブロやはてなブログなら、公式のトップページに出るでしょう。ブログ村などの人気ブログランキングサイトを併用するのもいいですね。ただ、これらのページも見られないと読まれないわけです。
SNSなら、記事の存在を読者にダイレクトに知らせることが可能です。
投稿内容やタイトルに惹かれれば、フォロワーが読んでくれるでしょう。
ちなみに「広く知ってもらいたい」時には、ツイッターが有効です。
拡散力に優れたツールなので、フォロワー外にも周知が可能。
しかし、SNSには向き不向きがあります。苦手ならツイッターをやる必要はありません。しかしやっているなら、使わないともったいない。
ぜひ無理のない範囲で、ブログもSNSも活用してくださいね。
ブログでまだ見ぬお客様を獲得しよう!
この記事で知ってほしいことは、次の3つです。
- ブログなら、お店の存在を知らない人にも読まれやすい
- 書くジャンルは3つに絞る(ネタ切れ防止と専門性保持に効果的)
- SNSとの併用で、SEO対策なしでもPV数アップを狙う
本記事では、あくまで友人を例に解説しました。これが全ての人に当てはまるとは限らないし、友人のブログが爆発的に人気になるとも限りません。
しかし、ただ「今日は10人お客様が来た! 嬉しかったです!」みたいな記事を書いても、読者にとっての魅力はないでしょう。
あなたの魅力が引き立つ上に、読者にとって価値がある。そんなブログが作れるように、記事を練ってくださいね。
おすすめ記事
初心者におすすめなブログの形をご紹介しています。もしよかったら、参考にしてくださいね。
▼初心者におすすめなブログの形はこちら
→どんなブログを書けばいい?しくじり経験からオススメ2種をご提案
記事を書き貯めたら、電子書籍にできるかも!
ブログを電子書籍にする方法はこちら
※「kindleって何?」という方へ。
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