音声入力ソフトは、何を使ったらいいですか?
長文入力に便利な音声入力。
打つのが遅い人や喋る方が速い人には、力強い機能です。
多数のソフトが存在しますが、私はGoogleドキュメント一択。
誤変換が多いのに、なぜGoogleドキュメントがオススメなのでしょうか?
本記事では、Googleドキュメントと音声入力の魅力について解説します。
本記事を読めば、Googleドキュメントの素晴らしさが理解できますよ。
Googleドキュメントで音声入力を使う3つの魅力
音声入力にGoogleドキュメントが最適な理由は、3つあります。
- 気軽に使える
- パソコン・スマホと連動している
- 直しながら推敲できる
では、一つずつ解説していきますね。
気軽に使える
Googleドキュメントって、あなたのスマホに既にインストールされていませんか?
Android端末なら、初期設定で入っていることが多いです。
「知ってるけど、使ったことない」という人もいるかもしれませんね。
利用にはGoogleのアカウントが必要です。
しかし、今は大抵の人は持っているのではないでしょうか。
Googleアカウント自体は無料で複数作成できるので、気兼ねなく作れるかと思います。
つまり、Googleのアカウントさえあれば、Googleドキュメントは、今すぐ使えるのです。
しかも無料、マイクボタンを押すだけの気軽さ。
officeソフトに慣れた人なら、操作も難しくないでしょう。
いつでも誰でも気軽に使えるので、使用への抵抗感は少ないかと思います。
パソコン・スマホと連動している
Googleドキュメント最大の魅力が、どのデバイスでもそのまま使えること。
スマホで作った文章を、そのままパソコンで使用できるのです。
出力やUSBが必要ないので、データ移動の手間が省けます。
スマホで喋った原文をパソコンで加工できるし、パソコンで作った本文を隙間時間にスマホでチェックすることも可能。
修正した部分は即時に反映されるので、「後でパソコンの方を直して~」「データを移動して~」なんて手間がありません。
時々、相互反映に時間がかかりますが、よほど急ぎでない限り、問題にはならないでしょう。
どのデバイスでも最終編集時の状態で使えるのは、本当に楽ですよ。
直しながら推敲できる
そんなGoogleドキュメントですが、最大の欠点が「誤変換の多さ」。
「、」や「。」が上手くつけられないので、文章全体が大きな文字の塊になります。
文字の塊を文章に分解する作業は、かなりの手間。これが嫌で、他ソフトを探す人も多いでしょうね。
でも、このひと手間がかなり重要。
文章を修正すると同時に、推敲ができます。
例えば、誤変換のせいで意味不明な文章があったとしますね。
考えても原文がわからない場合は、その文章自体が不要かも。考えている内に、むしろよりよい表現が閃くかもしれません。
読んでいて文章の繋がりが不自然だと気づいたり、言葉が足りないことに気づくでしょう。
そういう時は、修正しながら加筆してください。
このように、「、」や「。」をつける作業で、文章そのものがブラッシュアップできるのです。
綺麗に完成した文章って、「直すところなんてない!」って思っちゃうんですよね。
すると推敲が甘くなる。とんでもないミスがあったとしても、なかなか気づけません。
軽微なものなら「これくらい直さなくてもいいか」と流してしまいます。
でも、既にとんでもないミス状態の文章なら、間違いがある前提で文章を見直せます。
結果、よりよい文章を作ることができるのです。
こうして修正した後の文章は、校正(誤字脱字チェック)程度で済むでしょう。
音声入力の修正は、ダブルで推敲できるので便利ですよ。
やっぱり音声入力はGoogleドキュメント一択!
誤変換がひどいGoogleドキュメントですが、使いやすさは天下一品。
しかも誤変換は、直しているだけで文章が推敲できますよ。
実は文章は、書くより推敲の方が大変だったりします。
そんな推敲作業も楽にしてくれるので、文章にこだわりたい人はGoogleドキュメントを使ってみてくださいね。