私にライターなんて出来るかな?
副業として人気のWEBライター。一生ものの知識と稼ぐスキルが身につくので、私は色々な人にオススメしています。
しかし、自分の文章力がネックで、始められない人も多いでしょう。「まずは勉強しなきゃ」と尻込みするかもしれませんね。
しかし、実はWEBライターに必要な文章力は、大して高くありません。
本記事では、ライターに必要な文章力について解説します。
読み終えた頃には、あなたもライターを始める自信がわきますよ。
小説やシナリオなど、創作系の文章力を高めたい人は小説の言い回し力アップ|文章力&表現力を高める4つ方法をご覧ください。
WEBライターに必要な文章力とは
WEBライターは、中学生が理解できる程度の文章が書ければOK。なぜならWEBライティングに求められるのは「誰にでもわかる文章を書くこと」だからです。
ネットの文章は、誰が読むかわかりません。ターゲットは20代女性でも、29歳と21歳なら、理解度が異なるでしょう。学歴でも理解度は変わるでしょうね。また、60代女性が読むかもしれないし、20代男性が読むかもしれない。
ネットの文章は、読む人を選べない。だからこそ「誰が読んでもわかる文章」が求められるのです。
基本的には、辞書なしで読めないような文章は、書く必要がありません。(もちろんライターが言い回しを変えたり、意味の確認をする上では必要ですが)
つまり、大人なら、余裕でWEBライターの仕事をこなせるということです。
文章力がないと思う理由
しかし、多くの人が「文章力がない」と悩んでいます。大人なら文章に問題ないはずなのに、なぜでしょうか。
本当に問題なのは文章力ではなく、書き方や伝え方です。
文章は、相手に伝えるのが目的です。つまり読者が理解できなければ、意味がない。だから読者に伝わるよう、配慮する必要があります。
もちろんテクニックは重要です。しかしテクニックがある人でも、わかりにくい文章を書く人は多い。テクニックは、伝えたり書きやすくするためにあります。
読者への配慮がなければ、いくらテクニックがあっても、読みにくい文章になるでしょう。
配慮は、テクニック以前の問題です。つまりあなたの心がけ次第。初心者にもできるのです。「わかりにくくないかな」「この表現で伝わるかな」といった配慮を、常に忘れないでくださいね。
ライティングスキルの学び方
基本的には、いきなりライターとして受注することをオススメしています。そして必要になったら学びましょう。
自分の実力を知らないだけで、もしかしたら普通に通用するかもしれません。
自分の実力って、わからないですよね。それにクライアント側が求める文章力もわからない。
だから一度受注して、自分がどれくらい通用するか客観的に評価してもらいましょう。自分ではイマイチだったとしても、書ける部類かもしれません。こればかりは、やってみないと分からないのです。
案件をこなして、行き詰ったら勉強しましょう。それからでも全然遅くありません。
むしろ「何が足りないか」を分析でき、自分に必要な学びを効率的に選択できるでしょう。
中には「テストライティングで単価アップした」という人もいます。まずは気軽に試してみましょう。
クラウドソーシングで受注する
ライターとして仕事を始めるなら、まずはスキルシェアサービスで仕事を探しましょう。クラウドワークスやランサーズ等の有名サイトには、未経験OK・初心者OKの仕事が豊富にあります。
単価は安いですが、マニュアル有の仕事が多い。お金をもらいながら学ぶことができます。下手なライティングスクールに通うより、何倍も学べますよ。
有名スキルシェアサービスには、初心者がいきなり飛び込んでいける環境が整っていることが多いです。まずはアカウントを作成し、できそうな案件を探してみましょう。
ライティング本を読む
「もっと学びたい!」と思ったら、ライティング本を手にしましょう。
基本的には、人により必要な学びは異なります。
自分の不足を補えるような本を選びましょう。
ここからは、私がライティングに役立った本をご紹介します。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
「基本的な記事の書き方がわからない!」と一番行き詰った時に役立った一冊。様々な文章を書く基本テクニックが詰まっています。
最強のコピーライティングバイブル
セールスライティングの要点がギュッと詰まった一冊。図書館で借りて読んだけど、「必要な本だ!」と確信して購入しました。
取材・執筆・推敲 書く人の教科書
これから読みたい一冊。ある程度書けるようになると、書く「以外」が重要になってくるんですよね。仕事の幅を広げたい人にも役立つでしょう。
それでも文章に自信がないと思ったら…
中には不安な人もいるでしょう。「いきなり受注だなんて……」としり込みするかもしれません。
しかし学ぶだけでは、一向に上達しないでしょう。
私と同時期に「ライターになる!」と決意した友人がいました。
その人はライター検定を取るべく勉強したのですが、二年経った今でもライターとして活動していません。
一方の私は、この二年でライターをセミリタイア。今では好きなブログや電子書籍を書きながら、収入を得ています。
もしあなたが発注者だとした場合、友人と私、どちらに依頼するでしょうか?
きっと執筆経験のある人を選ぶでしょう。
もしかしたら、友人は私以上に書けるかもしれません。しかし実績がないので、実力が証明できない。資格のある素人状態です。経験者が選ばれるのは、自明の理でしょう。
現代は、初心者が働きながら学べる環境が整っているのです。だから学ぶ前に、まずは受注することをオススメします。
WEBライターに必要な文章力は、高くない
WEBライターに必要な文章力は、次の通りです。
- 大人なら問題ない(中学生に伝わる程度の文章力が必要)
- 文章力よりも、配慮の姿勢を心がける
- 一回ライターとして受注し、足りないと感じたら勉強する
WEBライターは、いきなり初心者でも始められます。ライティングスクールに行かずとも始められます。
書く上で本当に大事なのは「読者への配慮」。それはどのジャンルを書く時も同じです。
ぜひ読み手の気持ちになって記事を書いてくださいね。
推薦図書:小説家を目指すならライターになれ
小説を書く人は、特に読者への配慮が足りません。「伝わる文章」を書く練習として、ライターになることをオススメしています。副収入作りにも役立つので、文章でお金を稼ぎたい人には役立つ一冊です。