【ノート術】1カ月でスマートノートを泣く泣くやめた理由

岡田斗司夫氏が提唱しているノート術「スマートノート」。偶然知ったのですが「まさにこれが知りたかった!」と衝撃を受け、毎日実践していました。

スマートノートを始めた経緯は以下の記事をお読みください。
ノート術ジプシーが辿り着いた最強ノート術「スマートノート」とは

しかしとある理由で泣く泣く断念することになったのです。

スマートノートに可能性を感じていた私がなぜ辞めたのか、理由をご紹介します。

本記事はあくまで個人の体験談です。一部過激な内容がありますが、陥れる意図はありませんのでご容赦ください。また、全員に該当するわけではないのでご安心ください。

目次

私がスマートノートをやめた理由

約1カ月続けた結果、身体的な不調が出ました。脳内が常にパンパンで常にフル稼働。たっぷり寝ても、脳を休めた感覚がありません。些細なことにも深く考えるように癖づき、脳への負荷がかかるばかり。

私は以前、速読をガチった結果、聴覚に異常が出たことがあります。その時に「ストレスを受けると真っ先に耳に異常が出やすい」と聞きました。今回も同じ雰囲気がしたのです。

これ以上脳に負荷をかけると病気になる」と判断し、スマートノートをやめました。完全にノートを遠ざけ、読書など脳を使う作業を中断したのです。

中止からしばらくは脳のパンパン具合が消えず、1カ月くらい経ってようやく「もう大丈夫」と思えました。

今は気になることを掘り下げたい時にだけスマートノートを活用しています。毎日使うのはやめました。

スマートノートはかなり脳に効く

私がこれまでの人生で「本当に脳に効いてる!」と思ったのは、速読トレーニングとバックギャモンだけです。スマートノートはそれらと同等の、かなり高負荷な脳トレだと私は実感しました。

「頭がよくなる」を掲げる本は多いですが、身をもってスマートノートは効くと学びました。

なぜ私には不調が起きたか?

本記事だけ読むと、スマートノートが危険な方法に見えます。しかしこれは私がやりすぎたのが原因です。スマートノートは悪くありません。

目安として、私がどれくらいスマートノートを活用したかご紹介します。

推奨は1日2ページ(1見開き)ですが、私は40枚のB5ノートを30日以内に使い切りました。1日2ページ以上です。全ページ真っ黒。余白はほぼありません。考えるほどに楽しくなって、ついつい何かで埋めたくなったものです。

書き終えるとクタクタで、「今日はかなり負荷がかかっているな」と感じる日もありました。それでも辛さはなく、考えるうちに新たな気づきがあるのが楽しくて積極的に書いていました。

脳がパンパンになったのは、開始から2週間も経ってないと思います。ただその現象を「脳が効いてる証拠」だとして、好ましいものと思ってました。筋肉痛みたいな感じですね。ただパンパンは徐々に増大し、馴染む気配がないので「これはダメな兆候では?」と疑った次第です。

参考:私が速読で聴覚異常が出た時の話

ちなみに、速読で聴覚トラブルが起きた時も似たような感じです。「最初の一週間だけ毎日通うと効果的(以降は週1でOK)」に対して、初動で連続10日以上通っていました。しかし突如耳に異常が出て、通学頻度を落とした次第です。

幸い症状はすぐに治り、後遺症もありません。集中トレーニングでコツを掴めたので、速読効果も素早く現れました。

最終的にはメリットだらけのいい話になっていますが、当時は「治らなかったらどうしよう」と毎日震えてました。もう本当に気を付けようと思っていたので、今回の事態には驚きです。

脳トレのやりすぎに注意!

もはや何の話かわからなくなっていますが(笑)、脳を鍛えすぎると思わぬ副作用が出ます。早く結果を出したい気持ちは理解できますが、焦らずじっくり取り組みましょう。

「疲れたら休む」を忘れないでくださいね!

詳しいやり方は本書をご確認ください

宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。
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