悪い鑑定結果が出たら、どう書けばいいの?
メール占いの書く時、こんな質問をいただきます。
悪い内容は書いてOK。ただし書き方に注意が必要です。
本記事では、占いで悪い結果が出た時の伝え方についてご紹介しますね。
読み終えた頃には、悪い鑑定結果を伝えるコツが理解できますよ。
メール占い初見の人はメール占いとは?【見本付き】メール鑑定の特徴と本文サンプルをご参照ください。
悪い占い結果を書いちゃいけないのか
「悪い結果を書いちゃいけない」というルールはありません。むしろ多少は悪いことを書くべき。
悪い鑑定結果も伝えることで、「正直に教えてくれる先生」として相談者から信用されやすくなります。
むしろいいことばかり書いてあると「アゲ鑑定」と非難される恐れが。
アゲ鑑定とは、利用者にとって都合がいい鑑定のこと。
いいことしか書いていないので、相談者に忖度しているように見えるでしょう。
中には「全肯定されたい!」という人がいるので、アゲ鑑定が100%悪いわけではありません。
しかし「見えたまま伝える」を売りにしているなら、多少は悪いことを書くべきです。
悪い結果があることで、「アゲ鑑定」と疑われず、相談者から信頼されやすくなりますよ。
占いで悪い結果が出た時の伝え方
まず、割合としては、「いいこと7割、悪いこと3割」を意識しましょう。その上で、次のテクニックを試してください。
- リフレーミング
- 下げてから上げる
悪い鑑定結果を、そのまま書く必要はありません。伝え方次第で、印象は大きく変えられるのです。
リフレーミング
リフレーミングとは、NLPの用語。
捉え直すのような意味ですが、ここでは「ネガティブなことをポジティブに言い換える」くらいに思ってください。
どんなものにも、いい面・悪い面があります。いい面から捉えることで、悪い結果の印象もガラリと変わるでしょう。
たとえば、「飽きっぽい」。
ネガティブなイメージですが、「好奇心旺盛」と言い換えたらいかがでしょうか。きっとポジティブに思えるでしょう。
「リフレーミング辞典」でググると、無料で用例が出てきます。
「○○(言い換えたい言葉) ポジティブに」だと、もっと具体的な言葉が出てきますね。
リフレーミングは、ネガティブな言葉をポジティブにしてくれます。ぜひ利用してくださいね。
下げて上げる
書く順番を変えることで、印象がガラリと変わります。
どんなにいいことが書いてあっても、最後に悪い言葉があれば台無しです。
伝え方を次のように変えてみてください。
- 悪いことは先に書く
- 悪いことを書いたら、いいことを2倍書く
中には、下げたのに上げきれない人もいます。上げられないと、悪い後味で終わり、印象サイアク。
下げた分を上げきれない時は、次の手を試してください。
- 悪いことを弱める
- 悪いことがあるおかげで、いいことがあるように書く
例を使って、解説していきますね。
悪いことを弱める
悪い程度を下げます。
同じ意味合いで、より軽い印象を受ける言葉を使ってみてください。
例:「決定的に考えが合わない」→「ちょっとした誤解が生まれやすい」
どうですかね、「努力次第で改善できる」と思えたり、悪い結果とは思いにくいでしょう。
言葉のチョイスを変えるだけで、ガラリと印象が変わるでしょう。リフレーミングと併せて使ってみてください。
悪いことがあるおかげで、いいことがあるように書く
悪いことをいいことに転換したり、次の課題に使いましょう。
そうすると、悪いことであっても悪い印象を受けなくなります。
悪いことをいいことに転換する
あなたはせっかちでしょう。でもその行動の速さを皆が称賛しています。
悪いことを課題とする
人の話を聞かないタイプですね。他人の意見も取り入れたら、より成長できますよ。
いずれの2文も、悪い結果だと思いにくいでしょう。
また、「悪いこと+でも~(いいこと)」を使うと、悪いことが目立ちにくくなります。
「下げたら上げる」はセットです。上げづらい場合は、下げ具合を調整してくださいね。
占いで悪い結果が出ても、気にしなくてOK!
占いで悪い結果が出た時は、次のように伝えてください。
- 「いいこと7割、悪いこと3割」を意識する
- リフレーミングで、ポジティブに言い換える
- 書く順番を気を付ける(下げて上げる)
どんなにいい鑑定結果でも、伝え方が悪いと台無しになるでしょう。書き方は、スキルです。学べば修正できます。ぜひ占う腕だけじゃなく、伝え方や順番を工夫してくださいね。
推薦図書:リフレーム ~一瞬で劇的な変化を生みだすカウンセリングの技術~
占いってカウンセリング要素が強いんですよね。占いを仕事にしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。