ワーケーションしたら執筆の神が降りた話|一日で本が完成

皆さん、こんにちは。この度は「かけない.com」に遊びにきてくださり、ありがとうございます。

今回は私が初のワーケーションで、一日で電子書籍を書き上げた話をします。

ただ、大変申し訳ないのですが、今回は雑談回です。再現性はないかもしれません。

しかし面白いことが起こった&私の執筆スタイル等が知れたらと思い、記事化しました。

どうかお時間がある人だけ、お付き合いくださいね。

目次

はじまり

2021年5月12日のこと。牡牛座新月ということで、非常にエネルギーのある日とされています。

実は私、月のサイクルに合わせて電子書籍を出版しています。

kindleとの出版誤差で、大抵前倒しになっていますが、基本的には新月か満月。もしくは一粒万倍日に刊行しています。

さて、今回は金運を司る牡牛座での満月なので、できれば電子書籍を出したいと思っていました。しかし諦めていました。

なぜなら、原稿が間に合わないから。一旦書きたい本は出し終えていました。書きたいネタはたくさんありますが、内容も構成も一から考えなくてはいけません。

唯一すぐ作れそうだったのが、「電子書籍の書き方」。本ブログ(かけない.com)でも度々取り上げており、記事は貯まっていました。

しかしどういう切り口で出版するか、悩ましい。それに足りない記事が多数あり、一から書かねばなりません。なんとか記事を書きましたが、それでも十分ではありません。

「内容も決まってないし、記事もない。今回は諦めよう」そう思っていました。

ワーケーションは突然に

少し時を戻して、5月10日のこと。

実は会社都合で、一週間休みでした。10日はちょうど折り返し地点。

本当ならワーケーションとして旅立ちたかったのですが、いきなりすぎて用意ができていません。どこに行けばいいかすらわからず、結局家でダラダラしてました。もちろん執筆してますが、効率は上がりません。

そんな10日の深夜。ふとしたきっかけで、小田原を見つけました。

距離的にも料金的にもちょうどいい。しかも明日いきなり行ける。

こうして前日になって、小田原ワーケーションを決めたのです。

ワーケーション初日

人間不思議なもので、「明日は旅行!」と思うと、シャキッと起きれるんですね。チェックインの時間を考えて、昼過ぎに出発。昼までの時間も、執筆して過ごしました。

けれども書くのはブログばかり。最近少し書きたくなって、小説のプロットも書きました。

「やっぱり電子書籍は間に合わなさそうだな」「他にも出したい本が三冊あるし、構成だけでも完成したらマシか」そんなつもりで、小田原行きの列車に乗りました。

チェックインを済ませ、ホテルでも早速執筆。筆がノっていたので、そのまま小説を書きました。

小説を書けるタイミングはレアなので、むしろラッキー。小田原まで来た甲斐がありました。

しかし決定的に「12日の刊行は無理だな」と思ったのです。

どうしてそうなった

ワーケーション二日目。心地よい疲れに包まれながらも起床。ホテル近隣にあるカフェで、ゆったりと朝食を取りました。

食べ終えて、ふぅと一息。そしてパソコンを開きました。

ところで、私は気が向いたものから着手するスタイル。急ぎや仕事でない限り、書きたい時に書きたいものを書きます。

その時も「ちょっと電子書籍の構成を見直そうか」と思ったくらいでした。

完成した構成には、やはり記事が足りません。「せめて形だけでも作ろうか」と、本文を切り貼りしました。帰宅したら着手しないような気がしたからです。

本文を並べてみると、冒頭以外は記事が揃っています。しかし電子書籍用に組み直さなきゃいけない。

少しだけやってみよう。

そんな思いで、楽な部分から記事を編集し始めました。すると一部が完成し、1割が完成。少しすると2割完成。そんな調子で、すいすい出来上がっていったのです。

「もしかして今日中に完成できそう?」

そう思った途端、いきなりヤル気が漲ってきました。

「どうせなら、できる所まで書いてしまおう」

店内が騒がしくなるまでの1時間。ひたすら書いた私の手元には、電子書籍の全体像が完成していました。

小田原城の暁に

ホテルに戻り、執筆再開。行き詰るまで書き続けました。不足箇所はすべて書き終え、後はは悩ましい箇所を残すのみ。

ふっと息を抜いたのが14時。3時間も書き続けていました。体もバキバキです。気分転換がてら、街に出ることにしました。

せっかく小田原に来たのだから、小田原城が見たい。小田原城は駅から徒歩7分。ちょうどいい距離感でした。

突如として街中に現れる豊かな緑。都内では珍しい景色に、心が洗われます。として突如として現れる天守閣。興奮はピークに達し、私は天守閣に入城していました。

気がつけば、散歩に出てから2時間経過。すっかり観光してしまいました。

ホテルに戻って、執筆再開。あんなに苦しんだ行き詰りはスルリと消え、1時間で完成しました。校正作業がありますが、同日にしない方が無難。それにどんなに頑張っても、今日は出版できません。急遽発注した表紙が間に合わないのですから。

よって今日の作業はここまで。なんと、本当に1日で電子書籍の原稿が完成したのです。

計算すると、実働時間は5時間半。文字数は3万2千字でした。

まさか牡牛座新月の日に、こんなミラクルが起こるとは思っていませんでした。

すべてを出し切って

さすがに今日は疲れました。書いたわけではないとはいえ、3万字を相手にしたのですから。

昨日も小説とブログを2記事書いたし、ワーケーションの成果としては上々。明日の帰宅に向けて、ゆっくり休むべきです。

……と思ったのが、さっきまでの話。

実はGoogleアドセンスがまた停止されそうで、驚きのあまり確認。対処をするためパソコンを開きました。寝ていたのですが、寝つけずゴロゴロしてたのが仇となりました。さっさと寝るべきでしたね。

で、パソコンを開いたら、妙にスッキリしている自分に気づきました。

そこで「少し書いてみようか」と思い、今に至るのです。

まさかブログまで書けるとは思っていませんでした。新月&ワーケーションパワー、恐るべし。

さてさて、私の話はこれでおしまいです。あとはブログの投稿用意だけなので、面白い話はないでしょう。

半分寝ながら書いたので、読みにくかったらごめんなさい。ライター&小説家失格ですね。でもそれも面白いかと思うので、このまま掲載します。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。私は寝ます。おやすみなさい。

参考記事

文中に登場する「ワーケーション当日に書いた記事」をご紹介します。

出発前に書いた記事はこちら。電子書籍にすべく、真面目な内容です。

商品説明文の書き方|セールス知識なしで手っ取り早く書く

ホテルで書いた記事がこちら。久々の遠出が楽しすぎて、すぐさま書きました。

田原ワーケーションのすすめ|都内から気軽に安く行こう

宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。
よかったらシェアしてね!
目次
閉じる