中身さえよければ売れるでしょ
電子書籍作りで、表紙をないがしろにしていませんか?
残念ながら、適当な表紙では売れないかもしれません。一方で表紙を変えただけで売上倍増するケースもあります。
本記事では、【実体験】表紙を変えた途端に売上5倍になった電子書籍の話をします。
もしかしたら、あなたの電子書籍の売上も倍増するかもしれませんよ。
▼売れる電子書籍の表紙の作り方はこちら
→【売れる電子書籍】表紙の作り方|売れてる人のノウハウ
電子書籍が売れるまでの経緯
2020年、タロット占いの本を出しました。表紙は、見ての通りです。
- タイトル:ゼロから始めるカードリーディング入門
- サブタイトル:当たる占い師はカードのどこを見ているのか?
「タロット占いをする時、どこを見たらいいのか」をコンセプトに、占いのやり方を解説しました。サブコンセプトとして、「ルールよりも、型破りでいいから当てることを重視しよう」が含まれています。
しかしアマゾンレビューは低評価の嵐。「画像が見れない」という問題もあったせいですが、内容に関するクレームも多かったです。99円なのに「返金しろ」と言われるほどの酷評ぶりでした。
この電子書籍の何が悪いか
低評価の理由は、主に二つです。
- 本文に画像が正常表示されない
- 思ってた内容と違う
「本文に画像が正常表示されない」は、でんでんコンバーターの問題ですね。対処法が見つかるまでは、画像なしで乗り切るしかありません。最終章を丸ごと差し替えました。
解決策が見つかったので、画像表示でお悩みの方は下記記事を参考にしてください。
→【でんでんエディター】画像挿入&表示トラブルの解決方法
「思ってた内容と違う」は、相手の誤解といえばそれまで。しかし何人も誤解するのもおかしいですよね。それに同内容のストアカ講座は大人気です。
では、いったい何が悪いのでしょうか?
解決策
気づいたのが、タイトルです。ストアカ講座は、次の内容がウリでした。
- 霊感・解説書を一切使わない
- 堅苦しいルール全無視(直感で占う)
- 30分で一生使えるスキルを習得
しかし電子書籍では、その面を押し出していません。
そこでタイトル変更。表紙も前著「ほぼ覚えない数秘術入門」に合わせました。
表紙の比較は、下記のとおり。
個人的には「前の方が華やかでいいのに」と思いましたが、ものは試し。様子を見ました。
電子書籍の表紙を変えた結果……
変更前、タロット本の購入数は月10冊程度でした。少なすぎて笑うでしょうが、実際こんなもんです。これでも多い方でした。
表紙を変えた途端、月50冊にアップ。※初月の話です。
現在、表紙を変えてから3か月経過していますが、毎月50冊は超えてきます。ちなみに、直近2021年3月の売上は、70冊を超えました。MAXで月100冊を超えています。
しかも低評価レビューが減りましたね。本書の内容は人を選びますが、おおむね満足する人が多い印象です。ストアカ講座のレビューと同じような意見が寄せられていました。
電子書籍の表紙はこだわろう!
今回電子書籍で修正したのは、次の通りです。
- 画像が出ない箇所を差し替え(鑑定実例から質問コーナーへ変更)
- タイトルをストアカ講座に寄せた
- 表紙をシンプルなレイアウトに変更
立派な表紙と売れる表紙は異なります。私は今でも最初の表紙がいいと思っています。でもkindleストアで見ると、見づらいんですよね。字が読みづらい。
電子書籍を買う時、まず目に飛び込むのが表紙です。読者の注意を惹きつけるような表紙を作りましょう。
自分には無理と思ったら……
「デザイン苦手」「どんなのにすればいいかわからない」という人は、外注するのがオススメです。
ココナラが一番よいですね。クラウドワークスやランサーズで募集してもいいですが、単発&相手の力量を見て発注できるので、私はココナラ一択です。費用の相場は5000~1万円ですね
ちなみに、私はしろくまPさんを鬼リピートしてます。依頼するたびに感動するクオリティの表紙を仕上げてくれますよ。
上手に外注を利用しつつも、売れる表紙を目指して頑張ってくださいね。
推薦図書:装丁デザインのアイデア! ー実例で学ぶ! ! 本の表紙のデザインテクニック
実用書・ビジネス書・専門書など、様々なジャンルの中から「優れたデザイン」を集めた見本帳。一冊手元にあると、参考書籍探しが楽になりますね。