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では、早速始めていきましょう。
課題の取り組み方
以下「課題作品の設定」にて、3つの課題を出します。
自分なりに解釈して、答えを作ってください。
なお、記述がない部分は、自由に創作して構いません。記述を変える場合は、理由を述べてください。
（例：高校生の設定にするため、年齢を変えた等）
なお参考になりそうな記事を、各課題に添えました。困った時は参考にしてください。
小説講座で学ぶ内容は、ほぼ下記で学べます。
課題作品の設定
主人公は中学二年生の「わたし」。
クラス替えがあり、親友が隣のクラスになりました。学校では、その子以外に親しい人はいません。
「毎日一緒に帰ろう」と約束したのに、最近一緒に帰れません。「部活が忙しい」とのことですが、親友が他の子と下校する姿を何回も目撃してます。
ある日わたしが帰ろうとしたら、偶然親友に遭遇。他の友人グループで帰るところでした。突然の再開に、親友は見るからに焦っています。
さて、「わたし」はどんな反応をするでしょうか。親友はどんな振る舞いをするでしょうか？
課題１：物語のテーマを作る
この話は、どんな物語になるでしょうか。作品のテーマを作ってください。
考えるポイント
今あるのは、一場面に過ぎません。序盤なのかクライマックスなのか。シーンの重要度も決まっていません。
物語のテーマによって、このシーンの意味が決まるでしょう。
「物語全体を通して、何を伝えたいのか」「このシーンはどんな意味を持つのか」を考えてみましょう。
参考記事
課題２：主人公の設定を作る
わたし（主人公）はどんなキャラクターでしょうか？ あなたなりに創作してください。
考えるポイント
現在、主人公は「中学二年生」「隣のクラスの親友がいる」「学校では親友以外の友人がいない」しか情報がありません。
テーマによって、性格や目指すものが変わるでしょう。
テーマを体現できるよう、キャラクターの設定を組み立てることが重要です。
参考記事
→「キャラの掘り下げが足りない！」キャラ作りで考えるべきポイントとは
課題３：場面を書く
このシーンの始まりから終わりまでを書いてください。
小説・シナリオ・プロットなど、形式は問いません。また、長さも自由です。
ただし意味の薄いシーンなら、短い方が高評価です。
考えるポイント
まずは物語全体を考え、このシーンの意味を逆算しましょう。
このシーンですべきノルマを決め、達成できるように流れを組みます。
最初と最後を決め、途中でノルマを達成させる。これが基本です。
可能であれば、流れややりとりの自然さも意識しましょう。不自然な会話は、それだけ読者の興をそぎます。
課題は以上です。お疲れ様でした！
案外難しかったのではないでしょうか？ きちんと作ると、案外大変です。
その大変な作業を、一人で全て行う。作者とは本当に大変な仕事なのです。
もしこれがすべて問題なく作成できたなら、かなりの高レベルです。
私から教えることはありません。何不自由なく創作できると思います。
今日考えたことを、ぜひあなたの作品に反映させてみてください。ちょっと違った視点で物語が見えてきそうですよ。
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