小説&脚本の通信講座【解説】解き方&考え方、ポイント等

閲覧いただき、ありがとうございます。

本ページは、通信講座課題の解説ページとなります。
まだ課題に取り組んでいない人は、こちらを実施の上でお読みくださいね。

さて、課題はいかがだったでしょうか?
思ったよりも簡単ですか? それとも難しかったでしょうか?

もし簡単に見えたなら、ちょっと危険です。

実はあの課題、ラクそうに見えてかなり難しい課題でした。よほど慣れていない限り、スラスラ解けないと思います。

本ページでは考え方のポイントなど、解くコツを解説していきます。

なお、本課題は「物語を作る基礎を身につけること」が目的なので、面白いは度外視です。

どんなに奇抜なアイデアでも、リアリティがないと白けるだけです。もしご賛同いただけない場合は、ご利用をお控えください。

目次

最初に押さえるべきポイント

この課題を見てまず思うのが「情報が少ない」です。つまり「何も決まっていない」のです。

アレコレ考えるには、情報が必要です。そのため、少しずつ決めていく必要があります。

今回指示がないので、受講者が決めていく必要があります。

面倒くさいでしょうが、諸々を決めるのは作者の仕事です。嫌なら今すぐ終了してください。私から教えられることはありません。

課題の取り組み方

課題1~3とありますが、順番に取り組んではいけません

1~3は密接に関わっているので、行きつ戻りつしながら決めていくのが正解

ただし最初の取っ掛かりとして、1から考えるのが一番楽です。

しかし人によっては、2から考えた方が楽な人も多いでしょう。ここはケースバイケースになります。

小説作りの基本的な考え方

では「決めていく」には、どうしたらいいでしょうか。考えて、しっくりきたものを選びます。

創作において、考える時はすべて「問答法」を使います。「なぜ」とひたすら問いかけましょう。

考える回数や時間は、ありません。「自分がしっくりくるまで」考えてください。あなたがしっくりきたものが正解です。

考えるという作業は、本当に大変です。頭を使う機会がめっきり減ったので、いざ考えようとすると具合が悪くなるかもしれませんね。

しかし作者の頭の中にしか、正解はないんです。

物語は、作者の脳内で生まれています。他人が脳内を覗き見れない以上、他の人が作者の脳内物語を知りうることは不可能

他人に脳内の物語を楽しんでもらうためには、作者が適切な言葉でアウトプットするしかない。

だから物語をしっかりと考え、適切な言葉に落とし込んでくださいね。

添削課題にもう一度挑戦しよう

多くの人が頭から順番に取り組み、根拠なく「こうしよう!」と決めたはずです。しかし設定が甘い分、少し突けばボロが出やすい。

読者に納得してもらうためには、しっかりと考え、作り込むことが重要です。

大変そうですが、押さえるべきポイントは決まっています。あとは慣れですね。

本課題を私が解いた「回答実例」は、別途電子書籍でお届けします。完成をお待ちくださいね。

もし添削指導を希望の方は、お問い合わせよりお知らせください。
※予めこちらの内容を確認の上、申し込んでください。

宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。
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