【自伝の種類】自分史、エッセイ、自伝、自叙伝、私小説の特徴を紹介!

お悩みガールのアイコン画像お悩みガール

自伝が書きたいけど、どんな風に書けばいいんだろう?

一口に自伝といっても、内容は多種多様。
あなたの書きたいものに合わせた形式をとるのが最適です。

本記事では、自伝の種類と特徴について解説しました。

読み終えると、自分の想いに最適な作品がわかりますよ。

目次

自伝を書く前の大前提

自伝を書く時に考えたいのが、「何のために書くか」。
自伝を書く目的を明確にしましょう。

自分の人生を知ってもらいたい」なら、記録性を。
自分の学びを活かしてほしい」なら、物語性を重視させます。

詳細はこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

自伝の種類

いわゆる自伝には、次の五つがあるかと思います。

  1. 自分史
  2. エッセイ
  3. 自伝
  4. 自叙伝
  5. 私小説

記録性と物語性と配合率とともに、一つずつ見ていきましょう。

自分史

人生全般を一覧にしたもの
自分の歴史を書くというイメージでしょうか。

自伝類の総称としても使われますね。

最優先は記録性。書かれることはすべて真実です。

自分の歴史を書くので、物語性はありません。

補足の年表として、他作品に添えられることも多いですね。

よく文豪の本の巻末には「年+その年の出来事」が載っていますよね。
あれぐらいになれば、一種の作品として使用することもできるでしょう。

自分史はあくまで「補助的なもの」と思うと良さそうです。
他作品の巻末に添付することで、作品の説得力がアップしますよ。

エッセイ

日々感じたことをありありと綴る、日記のようなもの
随筆とも呼ばれます。

エッセイは記録性が高く、一瞬に特化しているのも特徴。

例えば「美味しいみかんを食べた感想」などのように、みかんを食べた瞬間にフォーカスして、自分の想いを綴ったりもします。

「自分がどう思ったか」をメインに出来事を綴るようなイメージでしょうか。

物語性は必ずしも求められませんが、あると読みやすい。
一連の流れがあることで読みやすさがアップします。

作品として書く場合は、独自の視点や切り口が重要。「どこかで読んだことがある」と思われたら、「次も読もう」とは思われにくい。

「ここでしか知れない」「この人だから読みたい」そう思われるように、工夫してみてくださいね。

自伝 

自分のこれまでを体系的に綴ったもの」とでも言えましょうか。

いわゆる自伝には、広い意味が含まれるので、定義が難しいです。

記録性を優先しますが、ある程度の物語性もあります。
記録性のためには、物語は無視することも。

あくまで「実際あったこと」をメインに語ります。

取り扱う時間軸は長く、自分の人生全体について言及することが多いですね。

しかし「これまでの人生」に対してなので、「これから先の人生」については、原則書けません。
夢、展望、目標は可能ですが、未来のことはNGです。

自伝は「これまであったこと」を、体系立てて語る作品です。

自叙伝

自叙伝は、これまでの人生をドラマチックに語るものです。
自伝に似ていますが「ドラマチックに」の部分が異なります。

しかし「ドラマチック」とは、どういうことなのでしょうか。 

簡単にいうと、「面白おかしく」に尽きるでしょう。

完成イメージとしては、「朝ドラ」や「勝者の作った歴史」に近い印象です。

自叙伝は、娯楽要素が強い。物語性が優先されるため、都合が悪い部分は変更します。

記録性は低いし、記録の信憑性は若干低め。
「作者が主人公のフィクション作品」ぐらいに思った方が、作りやすいかもしれませんね。

自伝同様、自叙伝も「これまでの人生」に対して書くので、未来については書けません。

もし「事実を元にしたフィクション」と割り切るのなら、何を書いても問題なし。
ただ、やりすぎると自叙伝ではなくなるので、ご注意くださいね。

私小説

「自分をベースに綴る」という点においては、私小説も自伝に入るでしょう。

私小説の特徴は、自分を土台として主人公を作り、その主人公が感じたことを物語ります

自分と主人公は、全くの別物。
あなたではなく、「主人公が、どのような人生を語っていくか」が重視されます。

物語性は最優先。読んでる方が楽しめるように書きましょう。

記録性はほとんどありません。あなたの思い出を、下地程度に使うぐらいです。

主人公は「あなた(作者)」ではないので、私小説では「主人公の未来」を書くことも可能です。

「もし自分がこういう人生を送っていたら」「あの時、人生こうだったら」を綴るのもいいですし、自分の人生のエピソードをもとに夢物語を書くこともできます。

私小説は小説なので、自伝とは少し違う趣があります。文学賞や公募にも出しやすいでしょう。

自伝には色々な種類がある

一口に自伝といっても、ざっと以下の5種類があります。

  1. 自分史
  2. エッセイ
  3. 自伝
  4. 自叙伝
  5. 私小説

何がいいかは、あなたの書きたいもの次第。記録性と物語性の優先度を考えると、決めやすいでしょう。

書きたいネタに合わせて、最適な形態で書き上げてくださいね。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。

目次
閉じる