取材やインタビューが捗る【おすすめ】ノート6選

取材やインタビューの時、メモを取ることは重要です。録音しても、その場で感じたことを書き留めることで、原稿執筆が捗ります。

本記事では、取材やインタビュー時に最適なノートをご紹介します。

目次

取材やインタビュー時におすすめなノートのサイズ

取材やインタビューでは、なるべく大きなノートを使いましょう。具体的にはA4サイズのノートです。

少数ですが、A3サイズのノートも販売されています。オンライン取材や自宅使用、デスクサイズが許すなら、A3サイズを使ってみてください。

なぜ取材ではA4ノートが役立つか

引っ張りだこの有名ブックライター、上阪徹さんがご自身の著書で「A4サイズのノートを愛用している」と書いていました。

読んだ当時、私は半信半疑でした。どちらかといえば、私は小さいノート(特にA5サイズ)が好きだからです。「大きくて邪魔」と思っていました。

しかし実際に使ってみると、とても便利! むしろ小さいノートではダメだと実感しました。そう思った理由は、次の3つです。

ページをめくる暇が惜しい

相手の話を聞きながら書くので、手を止める暇がありません。聴く→まとめる→書く→内容をもとに次の質問をする…を時間いっぱい繰り返します。

もちろんページをめくる余裕くらいあります。しかしページめくりの最中に大事な話が飛び出すかもしれません。無用な手間を省くためにも、ページをめくりの不要なノート=大きなノートを使った方が便利です。

内容がまとめて閲覧できる

小さなノートでは、一ページに記載できる内容も少なくなります。大きなノートであれば、内容を一括して見ることが可能です。

書いたメモは、案外読み返しません。大事なポイントを数点ピックアップするだけです。ただ「どこに書いてあるか」がわかりにくくなるのですよね。何枚もメモがあれば、それだけ読み返すのも面倒です。

大きなノートであれば「だいたいここら辺に何を書いた」が記憶にあるので、見つけやすくなります。

また、大事な話や長い話が飛び出した時、一ページに情報が収まっていた方が読みやすくなります

書いた後も、大きなノートの方が便利なのです。

ページの消耗スピードが遅い

当たり前ですが、書いた枚数分だけページが減ります。ノート一冊のページ数は、サイズに関係なく決まっていますよね。小さいノートであれば、それだけノートの減りも早くなります

1時間の取材で、私はA4ノートを2~3ページ使用します。
もし半分のA5ノートなら、倍の4~6ページ使用します。30枚のノートなら、A5サイズだと最少6取材で一冊使い切る計算になりますね。

もちろん値段の関係があるので、A4ノートの方が割高になる恐れもあります。ただ何冊も積み上げなくてよいので、総じてA4の方が使いやすいでしょう。

取材やインタビュー時に最適なおすすめノート

消耗品なので、あれば百均ノートで十分です。しかし身近に百均がない方のために、おすすめA4ノートをまとめました。罫線や書き心地も様々なので、自分にとって使いやすい一冊を探してみてください。

コクヨ ノート キャンパスノート A4 A罫 50枚 ノ-205AN

一番シンプルで馴染み深いノート。学生時代に使った人も多いので、特段の説明は不要でしょう。安価なので、特にこだわりがない人は本品を使ってみてください。

ドット付きが使用したい人はコチラ

ナカバヤシ ロジカルノート A4 A罫 ノ-A403A-3P

分割しやすいガイドライ付で、読みやすいノート作りができます。

取材内容のまとめを作ったり、他の用途でも使いやすいノートです。

マルマン ノート ニーモシネ A4 方眼罫 N180A

ノートを横向きに使いたい方にオススメなのがコチラ。上質な紙質なので、なめらかな書き心地です。

リング&切り取り線付きなので、書き終えたページを切り取ったり無用ページの削除も楽々。

保存性も高いので、書いた後に保管したい人にもオススメです。

オキナ プロジェクトペーパー A3 5ミリ方眼 50枚 PPA35S

方眼紙が使いたい人は、プロジェクトペーパーがおすすめ。縦横どちらでも使えます。リング綴じと天のり製本が選べるので、好みに合わせて選べます。

また、A3サイズがあるのも嬉しいポイント。自宅でオンライン取材する人なら、A3もオススメです。

A4サイズが使いたい人はコチラ

取材やインタビューするならA4ノートがオススメ

取材やインタビューする時は、大きめのノートを使用しましょう。取材中も取材後も、トータルで使いやすくて便利です。

具体的にはA4ノートがオススメ。自宅で使用するなら、A3ノートもありです。

A4ノートは百均でも手に入るので、ぜひ一度試してみてくださいね。

推薦図書:インタビュー記事の書き方: 人気ライターコンサルが教える36の実践的アドバイス

売れっ子インタビューライターによる、取材方法をまとめた一冊。先日「取材方法が学べる本」を募集したところ、最も推薦があった一冊です。Kindle Unlimited会員は、無料で読めますよ。

参考図書:職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法

私が読んだ、上阪徹さんの著書はこちら。取材に当たってのマインドも書かれているので、ブックライターを志さない人にも役立ちますよ。

宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。
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