最近寒くなってきましたね。温かい飲み物が恋しい季節です。しかしすぐに冷めるので「もっと温かさが持続したらいいのに」と思いました。
そこでサーモスの真空断熱マグカップを買いました。温かい、確かに温かいのですが、思ってたのと違う……。
本記事では保温マグカップを買って後悔したことをご紹介します。
最後にはこれから買いたい人に向けた提案もあるので、ぜひ自分に合った保温マグカップ探しにお役立てください。
▼本記事でレビューしているのはコチラ
保温マグカップの後悔ポイント
「思ってたのと違う」と思ったのは、以下の通りです。
- 手が温められない
- 淹れたては熱すぎて飲めない
- 冷めた時、冷たさがキープされる
- 飲料を再加熱できない
- アルミ特有の金属音が思ったよりうるさい
手が温められない
製品紹介には「カップが熱くなりません!」と書いてあり、私も「いいな」と思いました。
でもこれってマグカップで暖を取れないとイコールなんです。
デスクワークしていると手が冷えます。マグカップをにぎにぎしていた私としては、手が温まらないのはちょっと残念でした。
メリットであり、デメリットでもあるなぁと実感しています。
淹れたては熱すぎて飲めない
一番の後悔はコレです。
飲み口を洗うのが面倒だから、私は直接カップに口をつけて飲めるカップを選んでいます。でもカップへの接触面から熱々の液体が流れ込んでくるから、下唇を火傷するんですよね。
今下唇に口内炎が3つくらいあります。超痛い…
しかも冷めにくいから、当分は飲めません。最初は我慢して飲んでいたのですが、当分熱湯攻めされることに気づいて諦めました。
カップ自体が温まらないため、飲まないと飲料の温度を確かめられません。なぜ飲むたびにイチかバチかの博打状態になっているのか…。なんか虚無感に襲われました。
冷めた時、冷たさがキープされる
個人的な感覚ですが、冷めた飲み物が超冷たい。冷たさもキープするカップなので、まさか冷やされてるのかも?
ぬるいと思ったら、冬場は即刻飲み干すべし。じゃないと逆に体が冷えます。
飲料を再加熱できない
「冷えたら温めればいいじゃん」と思いますが、保温マグカップは原則電子レンジ不可。別の容器に移し替える必要があります。
だったら普通のマグカップにドリンク入れて、冷えたらレンチンした方がいいんじゃないか…。
そう、まさしくその通りだったのです。
アルミ特有の金属音が思ったよりうるさい
個人的な感覚ですが、私は金属をぶつけた時の音が嫌いなんですよね。でもカップを持つ時、置いた時、洗う時。動かすたびに何かしら音がします。これがストレスでストレスで……。
もし私みたいに「金属音きらい!」「でも飲み物の温かさをキープしたい!」と思うなら、性能は劣ってもプラスチック製タンブラーの方がストレスなく使えるはずです。
私がサーモスの真空断熱マグカップを買った理由
「じゃあなんで買ったんだよ」と言われそうですので、ここからは私が買った理由をご紹介します。
ちなみに、購入時点では条件にピッタリな神マグカップだと思っていました。本製品を貶す意図は一切ないので、その点ご理解ください。
洗いやすい
保温マグカップや保温タンブラーには、必ずといっていいほど飲み口がついています。それを洗うのが面倒だったんですよね。
サーモスの 真空断熱マグカップは、カップに口をつけて直接飲めます。余計な付属物がないので、洗いやすいと思いました。
洗う時の金属音がくっそうるさいですが、洗いやすさは抜群です。
季節を問わず、長く使える
付属物がないということは、付属物を交換する必要がないということ。本体が壊れない限り、ずっと長く使えると思いました。
あと保温も保冷にも対応しているから、使う季節を問いません。年がら年中、同じマグカップが使えると浮かれていました。
シンプルな蓋付
とはいえ飲み口を兼ねた蓋がないと、飲み物が冷めやすくなるのは事実。
サーモスの真空断熱マグカップには、本当にただの蓋が付いています。なんなら失くしても困らないような、100円ショップの代替品でも困らないような蓋です。
わざわざ買いに行くのも面倒ですし、あると便利かと。まあ実際は使ってないので、今はキッチンの隅にひっそりと佇んでいますが。
ちなみに蓋も洗いやすいのが好印象でした。
保温マグカップで後悔しないために
洗う時などお手入れ方法にばかり気を取られて買った保温マグカップ。しかし肝心の「飲む時」が一番重要だと思いました。
私はチビチビ飲むのが好きで、最後は必ず冷めます。一度で飲みきるなら保温マグカップの恩恵を享受できますが、私みたいな人にはちょっと使いづらいかもしれません。
最初は安価な保温マグカップでいいと思います。ぜひ一度試して、自分にあった保温マグカップを探してくださいね。
参考:もし今から買い替えるとしたら…
私はコンビニコーヒーを買うことが多いので、紙コップごと入れられる保温マグカップが欲しいですね。洗う手間も省けるし、下唇を火傷する心配がありませんから。
むしろ紙コップごと入れられる製品を先に買って試してから、保温マグカップを探した方がいいかもですね。私ならそうします。