「小説が書けない」と悩む人へ【悩み別】3つの解決法

「小説が書けない」
「書いたけど下手すぎる」

面白い小説を書くために、文章力を磨く人が多いかと思います。

しかし、問題は文章力じゃないかもしれません。

本記事では、小説が書けない理由【悩み別】解決策をお話しします。

読み終えた頃には、自分が何をすべきかスッキリ理解できますよ。

目次

1、書けない3つの原因

小説が書けない原因は、主に3つです。

  1. 何の話かわかってない(内容が原因)
  2. 上手く伝わらない(文章が原因)
  3. 書き上げられない(体力が原因)

3つの理由がありますが、九分九厘「内容の問題」ですね。

それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。

何の話かわかってない(内容が原因)

多くの作者が、「何を書いているのか」理解していません。
自分の書くべき物語や内容をわかっていないのですね。

すでに知っている内容であれば、スラスラ書けます。

例えば、昨日の食事(3食分)を思い浮かべてください。
ど忘れはあるにしても、すぐ浮かぶかと思います。

今度は、明日の食事(3食分)を考えてください。
時間がかかったり、まったく浮かばない人もいるのではないでしょうか。

なぜ昨日の食事はすぐ浮かぶのに、明日の食事は時間がかかるのでしょうか。

それは、明日の食事についてわかっていないから。

考えが及んでいないか、決まっていないか。
このいずれかだと思います。

逆に「すんなり決まった」という人は、事前に献立が決まっていたり、今日の残りで賄う予定だったのではないでしょうか。

一方、昨日の食事は「既に知っていること」です。考える必要がありません。

もし忘れたとしても、誰かと一緒だったら相手に聞ける。食事の記録があれば、それを見ればいい。考える必要なく、確認できるかと思います。

同様に、文章も「何を書くか」を把握していないと、書けません。

最近見た漫画の内容なら、すぐに書けるでしょう。
内容を知っているからです。

しかし、着想中の物語なら、何も書けないはず。
内容が決まってないからですね。

「人はわかっていないものは、書けない」このことを肝に銘じておきましょう。

解決方法

解決策はシンプル。どんな話か決めます。

作者が「どんな話か」説明できるほどに、話を細部まで決めてしまいましょう。

どんな話か決めるためには、考える必要があります。

小説を書く前に、じっくりと考えてください。

よく小説のハウツー本に「勢いで書け」というアドバイスがありますよね。

しかし物語が生まれた直後は、大筋しか決まっていないことが多い。

細部がわからず「後で考えればいいや」となり、考えるのが面倒で挫折します。

万一完成させても、荒いクオリティになるので、私は事前に考えることをオススメしています。

「考える作業」と「書く作業」を分けると、各段に書くのが速くなります。

内容の見直しもしやすくなるので、ぜひ最初にしっかりと考えてくださいね。

上手く伝わらない(文章が原因)

書いたのはいいものの、読者に伝わってない。

「自分に文章力がないから」と悩んでいるかもしれませんね。

読者に伝わっていないなら、文章力の問題というより、書き方・伝え方の問題です

そもそもあなたには「伝えたいもの」がある。
それを的確に相手に届けるため、言葉を選ぶ必要があるのです。

その言葉選びが合っていないため、相手に伝わらない。そこが問題なのです。

そもそも小説には、美辞麗句は必要ありません。

文章の上手さと小説の面白さに、相関関係はないのです。

例えば、「絵が下手なのに、めちゃくちゃ面白い漫画」ってありますよね。
一方「絵がめちゃくちゃ上手なのに、面白くない漫画」もあるかと思います。

漫画の魅力の一つですが、絵が面白さを決めているわけでない。

同様に、文章は小説の魅力ですが、文章の面白さとは無関係なのです。

もし美麗な文ほど良いとしたら、世の児童文学はすべてが駄作ですよね。

もちろん文章力はあった方がいい。しかし、本当に大事なのは「読者に伝わること」

まずは本当に「文章が原因か」を考えてみてください。

解決方法

まず書きたいものを把握しているか、振り返ってください。
そして「どのように書いたら伝わるか」を考えましょう。

大前提として、読者はあなたの物語を知りません。

「どのように書いたらわかりやすいか」を優先してください。

  • 口頭で説明するなら、どう言うか
  • 家族にも同じ説明をするか
  • 説明が紛らわしくないか
  • 自分が同様の説明をされたら、理解できるか

以上の点で、見直してみましょう。

一番よいのは「自分が忘れた頃に読む」。

まったく脳内に情報がない状態で読んで、作者が自分の作品を理解できたか。

もし作者ですら理解できないとしたら、その作品は誰にも理解できないでしょう。

ちなみに、私は「相手にプレゼンするつもり」で書いています。よかったら参考にしてみてくださいね。

書き上げられない(体力が原因)

アイデアを思いついたのはいいものの、最後まで書けない。
短い物語しか書けない。物語が長すぎて、自分の手に負えない場合などですね。

そもそも文章を書くことは、かなりの重労働。非常に疲れます。

一般的に、ライターは「1時間に1000字」で「速い」といわれます。

一日の労働時間が8時間としたら、一日8000字書ける計算ですね。
400字詰め原稿用紙なら、20枚です。

すごい速い人でも、一日20枚が限度。
素人なら、もっと書けなくても仕方ないのです。

「普通の人がいきなり書けるものではない」と、まずは理解しておきましょう。

解決方法

体力不足には、二つの解決策があります。

書くための体力を身につける」か「短い作品を重ねる」です。

一つずつ見ていきましょう。

書くための体力を身につける

長い文章を書くことで、少しずつ書く体力が身につきます。
しかし、いきなり自分の作品を書いても身につきません。

そこでオススメな方法が、以下の2つです。

  1. 書き写しをする
  2. 実用文などで、長文を書く

まずは既にある文章や正解がある文章を書き、「書き上げる体験」を積み重ねます。

書き写しをする

小説やシナリオを、そのまま書き写します。
改行やスペースもそのまま書きましょう。

手書きでもパソコンでも構いません。
一番大事なのはやることです。

書き写しは、作者の技法を学べるのでオススメ。

文章の息遣いや構成、伏線も学べるので、創作したい人はぜひ試してください。

一ページ書くだけでも、得るものは多いですよ。

実用文などで、長文を書く

実体験で恐縮ですが、私はライターをしながら書く体力を身につけました。

メディア記事作成で一般的なライティングを学び、そのスキルをもとに電子書籍を量産。

書くほどに長文が書けるようになり、コツも掴めました。

そこで培った文章経験で、私は今、自分の作品を書いています。

直接的に利用できるかは不明ですが、書く経験は無駄になりません。

自分の作品で行き詰っている人は、ぜひ試してみてくださいね。

短い作品を重ねる

長い作品を分割し、短い物語の集合体と書きましょう。

連作アンソロジーなどもいいですね。

どんな長い物語も、章立てになっているかと思います。

章ごとに物語を作ることで、考える要素がシンプルになります。

もっと細かくしたい場合は、連載をイメージするのもいいですね。

一気に作ろうとすると、挫折しやすくなります。

細かく区切ることで、書き上げるハードルが下がりますよ。

書けない原因ごとに対処しよう

書けない原因は、主に3つ。

  1. 何の話かわかってない(内容が原因)
  2. 上手く伝わらない(文章が原因)
  3. 書き上げられない(体力が原因)

しかし九分九厘「内容」が原因です。

内容の問題をクリアして初めて、書き方や書く体力が問題になってくるでしょう。

まずは内容をしっかりと考えてください。

一番大事であるとともに、一番苦労する部分です。

投げ出さず、根気強く続けてくださいね。

宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。

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