下北沢「本家HONKE」に一般ユーザーとして行ってみた

本好き同士が集まるシェア型書斎「本家HONKE」に行ってきました。「ガッチガチにコミュニティがあって、一見さんが行きづらいんじゃないの?」と行く前はかなり不安だったので、まったく無関係な私が行ってきた体験談をご紹介します。

目次

下北沢の「本家HONKE」って何?

公式ホームページによると、以下のとおりです。

下北沢駅より徒歩2分のHONKEは暮らしの中に本が溶け込む、お店というより本好きが集うみんなのお家。本を持ち寄って図書室を共同運営したり、自分の家のように友達を招待したり、読書会をひらいたり、晴れた日は本を連れてみんなでシモキタ散歩なんていかがですか。本好きが同士が集まって活躍し合う居場所づくりに挑戦しています。

本家HONKE in下北沢 より引用

つまりは「本との時間を大切にしたい」と考える人が集う場所です。

本を貸す側としても本を読む側としても利用OK。今回私はチケットを購入して、読者として1日利用してきました。

私の本家HONKE体験談

私が本家に行った理由は、短歌イベントがあったから。当日のチケットを買えば誰でも参加可能なので、前日の夜に申し込みました。

ネットショップなので、手続きも決済もすぐに完了。ただし1つトラブルが起きたのです…!

本家HONKEの予約は以下から

入室方法がわからない…

自動返信でチケットが届いたのですが、肝心の入室方法が書かれたメールが届きません。ホームページとかを見ている限りは、別途メールが届きそうな感じなのですが…。

ショップに問い合わせても、GW中なので返信なし。「もっと早くにチケットを買っておけばよかった」と後悔しました。

仕方ないので、当日はそのまま来店。そしたら入口ドアにQRコードが。読み込むと「入室方法」が表示されるので、特にメールなしでも入室できました。

あーよかった! でも行くまでは気が気じゃなかったので、とても不安でしたね。

入口に呼び鈴があるので、誰かいるならピンポンを押して開けてもらうのも手かもしれません。(確実に誰かいるとは限りませんが…)

本家HONKEってどんな感じ?

書架主・ 南波志稲さんの本棚。自由に読んでOK!

いざ入室すると、普通の家です(笑)

例えるなら「友達に『先に家で待っててー』と言われて、留守宅を預かった感じ」でしょうか。生活感がないのに、誰か住んでるような雰囲気が漂っています。

メインとなる部屋には、畳とちゃぶ台が。フローリングの部屋だと床に座る機会がないので、足を伸ばせるのがすごく新鮮です!

意外なところに本を発見!

シェア型図書室である本家HONKEですから、いたるところに本が置かれています。押し入れの中の本棚はわかりますが、電子レンジや冷蔵庫の中にも本が!

数冊ですが、トイレにも本があります。浴槽の中にはマットが敷いてあり、そこで本を読むのもOKなんだとか。初回は本探しでかなりテンション上がるはずです。

本家HONKEでの短歌イベントに参加しました

2人で短歌ゲーム「57577」してきました。

私が来店した目的は、南波志稲さんの短歌イベント。短歌カードを使って、即席短歌を作ります。ポーカーみたいにカードを集めて並べるだけなので、一文字も生み出す必要なし。言葉選びに自信がない人でも楽しめます。

短歌ゲーム「57577」の感想はこちら
初心者&学び直しにピッタリ!短歌カードゲーム「57577」とは

悪天候も相まって、当日は私と志稲さんの2名のみ。歌人を独占できるので、私には最高の時間でした(笑)

真剣に言葉に向き合う人との交流は、楽しいだけでなく勉強になります。少人数なので、本当に友達の家で騒いでいるような感覚でした。(※近隣の迷惑になるので騒ぐのはNGです)

このイベントは不定期での開催なので、もし「行きたい!」という人は志稲さんと本家HONKEさんのTwitterをフォローして待つか、DMで「開催希望」と送ってみるといいかもしれません。

参考 以下のnoteでは志稲さんがどんな人かわかります。
これまでにやってきたこと一覧

本家HONKEはまったりした読書タイムを味わえる

下北沢に一人暮らししてるような空気感を味わえます。

ブックカフェなど本を楽しめる場所は増えていますが、本家HONKEはどことも違う読書体験ができます。一度は行けばその魅力にハマるでしょう。

利用者ノートを見ていると、本当にみんな本が好きで、温かな交流を育んでいることがわかります。

イベント時も追加料金なしで利用できるので、ぜひ参加してみてください。

宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。
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