こんにちは、Kindle作家の宮本くみこです。先日、既存本の無料キャンペーンを使ってみました。
お試しでやってみたのですが、思わぬ結果が……!
本記事では、Kindle無料キャンペーンをやってみた結果をご紹介しますね。
無料キャンペーンの概要
まずはどのような内容で行ったか、ご紹介します。詳しくは下記記事をご覧ください。
→【期間限定】人気Kindle本、無料公開します
配布したKindle本
今回無料配布したのは、こちらの本です。
私の著作の中では、一番売れた本です。最近売上が落ちていたので、試しに無料配布してみた次第です。
無料期間
無料キャンペーンの期間は、2021.11.19~11.23の5日間。
期間は任意で設定できるので、開始前から宣伝できました。
宣伝活動
無料キャンペーンに先駆けて、以下の2点を行いました。
- Twitter(期間前&中で3ツイート、固定ツイ設定)
- ブログ記事作成
自分で設定しながらすっかり忘れており、宣伝はサボりまくってました。
無料キャンペーンを実施した結果
期間内の販売数は、以下の通り推移しています。
日付 | 11/19 | 11/20 | 11/21 | 11/22 | 11/23 | 11/24 | 合計 |
冊数 | 11 冊 | 15 冊 | 16 冊 | 35 冊 | 39 冊 | 12 冊 | 128冊 |
販売総数128冊。今月の有料販売数が13冊なので、単純に10倍ですね。無料キャンペーン、恐るべし!
期間は23日までなのに、24日も無料だった時は驚きました。「何か手続き必要?」と焦りましたが、24日以後に確認したらちゃんと終わっていました。
既読KENPC(通読ページ数)は、開始前の数字を記録し忘れました。しかし爆発的に「増えた!」と思えるような数字ではありません。残念です。無料版用で、表示が分かれるわけでもありません。
しかし売れたからといって、何も反響はありません。ベストセラーにもなり損ねました。
無料キャンペーンに向く人
無料キャンペーンをすべきなのは、次のような人です。
- 本の知名度を上げたい
- Amazonでベストセラー表記を得たい
- 本を読んだ後にバックエンドがある
売名かバックエンドがある人なら、無料キャンペーンをする価値はあります。
願わくは両方で、バックエンド(コンサルや情報商材)を用意した上で本を出せるとベストでしょう。
無料キャンペーンが向かない人
- 販売数の印税をアテにしている人
- 読む人を選ぶ内容な本
書籍本体による収益は、結構大きいです。99円のような安価な本は別として、印税70%で設定している人なら大きな損失になるでしょう。
また、どう探しても当該書籍しか出てこないマニアック本なら、必要な人は絶対買います。無理に値下げする必要ないでしょう。ありがちな本なら、無料にすることで知名度が上がります。
無料キャンペーンは爆発的に売れる
無料キャンペーンをすると、爆発的に売れます。しかし現状、私にとっては大きなメリットがありませんでした。
どうせやるなら、バックエンドや販売戦略を用意してから無料キャンペーンを実施しましょう。そうすることで、書籍代で失った収益を取り戻すことができますよ。
参考:今回無料キャンペーンを実施した本
今回無料キャンペーンを実施したのは、こちらの本です。キャンペーン期間(5日)で、最盛期と同水準の128冊を売り上げました。
推薦図書:「電子書籍で稼ぎたい!」と思ったら読む本
Kindleの書き方から作り方、販売方法をまとめた一冊。Kindleベストセラー作家から学んだノウハウを詰め込んでいます。これからKindle販売に挑戦したい人は、ぜひ参考にしてみてください。