格安で自費出版する裏技|でも無料で出版できたら最高

自分の本を作りたいけど、自費出版は高いなぁ

自費出版の相場は、数十万~数百万円といわれています。
先日、友人母に自費出版のオファーが来たのですが、300万円を請求されたそうです。

私も過去に自費出版をしましたが、費用は60万円でした。他に比べれば、格安でしょう。

本記事では、私が格安で自費出版した方法についてご紹介します。
また、無料で自分の本を作る方法もご紹介しますね。

ただし、自費出版の会社や制度によっては、本裏技は使えないでしょう。「こんなこともあるんだ」くらいの認識でお読みくださいね。

もし自費出版する理由は「葬式で配りたい」という人は、先に「自分の葬式で自伝を配ろう」と思う人が知るべき残酷な現実を読んだ方がいいかもしれません。併せてご検討ください。

目次

私が格安で自費出版した方法

私が格安で自費出版できたのは、公募で受賞したから流れは、次のとおりです。

  1. 自費出版の会社が主催する公募に応募する
  2. 受賞する
  3. 特待生になる

さらに、高額にならなかった理由として、オプションを極力付けなかったのも大きいですね。

オプションや料金関係自費出版の相場はいくら?高額な費用の理由もお伝えしますにまとめています。

【体験談】私が格安で自費出版するまで

当時の私は、自費出版するつもりはありませんでした。ただ小説家になりたい。その一心で、文学賞に応募しまくってました。その中に、自費出版の会社が主催する文学賞があったのです。もちろんそんなことは知りませんでした。

ある日、主催者から通知が届きました。そこには「審査員特別賞」の文字が。天にも昇る気持ちで、続きを読みました。

通知には、大まかには次のような内容が書かれていました。

惜しくも大賞ではありませんが、とても素晴らしい作品でした。ぜひ本にすべきです。しかし大賞ではないため、弊社ですべてを負担できません。

しかし、○○様なら、特待生としてお迎えできます。特待生になれば、〇〇万円で自費出版できます。弊社発行の冊子に執筆依頼をいたしますし、優先的に掲載いたします。まずは一度お電話でお話しできませんか?

※受賞通知を要約しています

特待生になったことで、私は破格の50万円で自費出版の契約をしました。
しかし後から足りないものが出てきて、オプション料金が発生。

どうしても外せないページ超過と帯を追加したため、総額60万円で自費出版しました。

無料で自費出版する方法

自費出版は高額ですが、現代は無料で自分の本を出すことができます。

電子書籍なら、いつでも無料で自費出版できます。売上から手数料を引かれるので、実質的な負担はありません。

私は自費出版をして、かなり後悔しました。「売れない」という悩みは変わらないかもしれませんが、「著者に負担がない」という点は、自費出版と大きく異なります。

セルフ出版を希望の人は電子書籍の作り方&売り方|kindleセルフ出版の流れを紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。

格安どころか無料で自費出版できる時代

本記事のまとめは、次のとおりです。

  • 自費出版の会社主催の公募に受賞すれば、格安で自費出版できるかもしれない
  • 後から必要なものが出て、オプション料金が加算
  • 電子書籍なら無料で自分の本が出せる

格安とはいえ、自費出版には大きな負担が伴います。しかし現代は個人が電子書籍を作れる時代。ぜひローリスクであなたの本を作ってみてください。

推薦図書:もっと読みたいと求められる自伝の書き方

自費出版のしくじりと自伝作りのメソッドをまとめました。本記事の内容が面白いと思ったら、ぜひご参照ください。kindle Unlimited会員は無料で読めます。

宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。
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