メール占いで鑑定文を送る時「鑑定結果の画像」を載せるべきか?

鑑定書にタロットの画像を載せた方がいいですか?

メール占いの書き方講座で寄せられた質問です。タロットに限らず、「どういう結果が出たか」根拠を載せるべきか迷っているのですね。

私はいらないと思います。むしろ載せるのはリスクしかないでしょう。

本記事では、メール鑑定文に鑑定画像を載せない理由を解説します。

基本的なメール鑑定書の作り方は占い鑑定書の作り方|使用ソフトから送付方法、注意点までをご参照ください。

目次

メール鑑定文に鑑定画像を載せない理由

主な理由は、次の3つです。

  • 著作権
  • 面倒な上に喜ばれない
  • 鑑定結果を突っ込まれる

一つずつ解説していきますね。

著作権

タロットの画像を載せることは、著作権的にどうなのでしょう? 金銭をもらって占っている以上、商業利用に当たるはず。また、このために出版社から許可を取るのもどうかと思います。

もしあなたが自分で作った【マイタロット】なら話は変わってきます。宣伝がてら載せるのも手です。

ただし後続の理由も踏まえた上でも、掲載する価値がないと私は考えます。

面倒な上に喜ばれない

よほどの占い好きでない限り、何のカードが出ても関係ないでしょう。むしろ結果を踏まえて「どうなったか」の方が何倍も重要です。

そもそも何のカードが出たか、相談者は知りたいでしょうか? 占い好きならいざ知らず、大多数が「ふ~ん」程度で終わるかと思います。

画像がなくても、文字で十分説明できます。ただし説明が長くなりすぎないように注意。相談者が知りたいのは、「つまりどうなのか」なのですから。

ちなみに、私はほぼ載せません。もし自分が相談者だったら、カードの説明なんか読み飛ばすからです。「自分だったらどこまで知りたいか」を指標にしてみましょう。

鑑定に突っ込まれる

一番厄介なのは、「これってこうなんじゃないですか?」といわれること。

占い好きであれば、多少の知識があります。自分の知っている鑑定内容と齟齬がある場合、質問されます。質問程度ならまだマシですが、中には鬼の首を取ったような勢いで責め立てる場合も……。

下手に結果を知ると、突っ込まれる可能性が出てきます。予防するという意味でも、鑑定結果は載せない方がいいでしょう。

それでも載せるか迷ったあなたへ

本記事を読んでも「掲載した方がいいと思う…」という人は、他占い師がどうしているか見てください。

そもそもこの悩みを持っているということは、メール占いを買ったことがない(見たことがない)のではないかと思います。だって他占い師がみんな掲載していなかったら、「載せよう」という発想にならないはずですから。

まずは一度買ってみるのがオススメ。電話占いサイトだと高額になるので、まずはココナラ占いで試すのがよいでしょうね。安価だと500円で鑑定できます。

最初は他占い師の鑑定文を参考にしながら、自分独自の様式を作っていくとよいでしょう。

メール占いは鑑定結果の画像を載せない方がベター

メール鑑定文に鑑定画像を載せない理由は、次の3つです。

  • 著作権
  • 面倒な上に喜ばれない
  • 鑑定結果を突っ込まれる

最初は画像なしで送って、聞かれたら答えるくらいが良いでしょう。

画像の用意やカードの説明よりも、「つまりどうなのか」の方が何倍も大事。内容を充実させることを重視してくださいね。

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宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。
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