占いの鑑定書って、どうやって作るの?
私は普段「メール占いの書き方」を教えているのですが、鑑定書自体を「どう作るか」「どう送付すべきか」を聞かれることがあります。
本記事では、メール占いの鑑定書の作り方をご紹介しますね。
鑑定書を作る前に
本記事は、以下を想定して作成しています。
- 作成ルールなし
- トーク画面+添付ファイルが使える
本記事は、個人活動の占い師を想定しております。メールやSNSのダイレクトメッセージ、ココナラ等が対応範囲です。
もしあなたがどこかの占い団体に所属or占いサービスを活用しているなら、当該団体の作成ルールに従ってください。
以上をご理解の上、読み進めてください。
鑑定書の作成方法
鑑定書は、添付ファイルとして作りましょう。決してメールやメッセージ本文に鑑定結果を書かないでください。
送付時は、文書ファイルかPDFがオススメです。
なぜ本文に鑑定結果を書かないのか
鑑定書を添付ファイルにする理由は、次の2つです。
- 文面の圧を回避する
- 鑑定結果と世間話を分離する
それぞれ一つずつ解説しますね。
文面の圧を回避する
長い文面は、かなりの圧を与えます。相談者は読む気が起きなくなるでしょう。
現在はInstagramで鑑定を受ける人も多いです。ダイレクトメッセージの文なら、1000字以下は耐えられるでしょう。
しかしメール占いの文字相場は、1000~2000字。
本格的なメール鑑定を書く時、メッセージ欄の利用は適していません。
別添として送ることで、文章の圧を回避できます。
鑑定結果と世間話を分離する
メール本文と鑑定結果を分ける一番の目的は、理想と現実を混ぜないこと。
メール本文と鑑定結果では、役目が異なります。
- メール本文:現実的な話(挨拶、料金精算、営業など)
- 鑑定文:夢想的な話(これからの未来など)
鑑定結果に現実的な話が入ると、夢ぶち壊しです。
特に鑑定文に「リピーターさんは次回半額」なんて書くのは最悪。営業が垣間見えると、一気に覚めてしまいます。
また、日常会話の延長で鑑定が始まると、どうしても入っていきにくいですね。
真剣に読まれづらいので、「次回も依頼したい」と思いにくいでしょう。
鑑定と世間話は、分けるべきです。分け方として、メール本文と添付ファイルを活用しましょう。
結果と分離できれば、メール本文には何を書いても自由。「リピーターさんは次回半額」といった営業も可能ですよ。
鑑定書作りにオススメなソフト
鑑定書は文書作成ソフトで作ります。WordやGoogleドキュメントで十分です。
一番よいのが、Wordですね。
背景にイラスト挿入できるので、手紙のような鑑定書が作れます。
Googleドキュメントは「リンクの共有」が便利。
URLを送付できるので、添付ファイルが利用できない場合に便利です。(例:TwitterのDM)
鑑定書にイラストを入れる理由
受け取り手にとって、鑑定書は手紙です。イラストが添えてあると、それだけで嬉しくなるものです。
あなたも友人に手紙を書く時は、可愛い便箋を使いたくなるかと思います。
イラストがあるだけで「手が込んでる」と相談者は思います。さ
らに、相談者の星座イラストなど、相談者ならではのイラストが入っていると、より嬉しくなるでしょう。
イラストは「無料素材 イラスト」で検索すれば、いくらでもダウンロードできます。
ワンポイントで構いませんので、ぜひ利用してみてくださいね。
鑑定結果の画像を入れるのは要注意! 迷ったらメール占いで鑑定文を送る時「鑑定結果の画像」を載せるべきか?をお読みください。
メール鑑定送付時の注意
送る時は「相手が正常に見れるか」を意識しましょう。
送付時は、PDFが良いですね。
PDFなら、コンビニプリントが可能です。
しかしPDFもWordも、下手したら閲覧できないかも。
「ソフトをダウンロードしていない」など、先方の閲覧環境によっては、開けないこともあります。
これは占い師の注意だけでは済みません。もし見れないようなら再送するなど、相手のニーズに合わせてください。
本記事が「想像と違う」と思ったら…
本記事の作成方法は「正解」ではありません。人によって「こうしたい!」というイメージがあるでしょう。
そんな時は、実際にメール占いを買ってみるのがオススメ。様々な鑑定文に触れることで、「こうしたらいいな」と自分なりの正解が見えてくるでしょう。
つい忘れてしまうのですが、「鑑定文以外のやりとり」も大事だったりします。レスの早さやメール本文の長さ・内容。ヒアリングの丁寧さなどは、実際買わないとわからないものです。鑑定文だけ見るなら「メール占い 例文」でググれば出てきますし。
メール占いは、電話占いサイトで買えます。電話占いヴェルニやエキサイト電話占いが有名です。ただ高額になるので、まずはココナラ占いで試すのがよいでしょうね。最安値500円で鑑定できます。
相談者が「見やすい」占い鑑定書を作ろう
鑑定書の作成~送付は、次の手順で行いましょう。
- WordやGoogleドキュメントで作成
- 添付ファイルで送付
- 営業や挨拶はメール本文で行う
メール占いは「相談者との文通」だと思うのがオススメ。そうすることで、読者目線の読みやすい鑑定書が作れますよ。
推薦図書:メール占いの始め方
「メール占い」について、占い方・書き方・仕事の取り方が体系的に学べます。メール占いの裏側や注意点も知れるので、これから副業したい人に最適です。