文字単価1円ライターが1年で年収500万円になるまで

こんにちは、ライターの宮本くみこです。2019年6月からライター活動を開始し、現在ライター歴2年4か月です。(2021年10月現在)

今まで扱った案件は、最高額の文字単価1円(しかも知人依頼)。しかし2022年は年収500万円が達成できそうです。

なぜ文字単価1円の私が年収500万円になれたのか。本記事では、私の歩みをご紹介します。稼げないと悩んでいるライターは、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

ライターとしての歩み(経歴紹介)

まずは私の経歴をザっとご紹介します。経歴がわかった方が、参考にしやすいと思うので。

「興味ないよ」って人は、記事後半「ライターとしてキャリアアップする方法」からお読みください。

ライター歴1年目

2019年は、まったく稼げませんでした。6月にストアカでライター講座を受け、勢いで開業届を提出。講座翌日には案件ゲットしましたが、頓挫したりと収入になりませんでした。

「このままじゃいかん」と思って一念発起。9月からクラウドワークスで受注しまくりました。しかし、できそうな案件に巡り会えず低収入

そんな折、出会ったのが「占い」ジャンル。初の継続案件となったことで「占い専門のライターになろう!」と決意しました。継続案件を頑張りつつも、片っ端から占い案件に応募。件数をこなします。この時の文字単価は、0.5円です。

その時の戦略を書いたのが、下記の電子書籍です。「ライターとしての強みがない」と嘆いている方は、ぜひ参考にしてください。

ライター歴2年目

2年目は、1年目の延長です。占い案件ばかり書いていました。途中から文字単価はアップ。0.7円になりました。

並行して、ストアカと電子書籍を頑張りました。8月にタロット占い講座が受け、ストアカ受講生は1年で900人を突破。ストアカでの活動が評価されて、公募ガイドの取材を受けています

ストアカで喋りまくったせいで喉を痛め、講座の電子書籍化に着手。1年で15冊以上を出版しました。受講生は減りましたが、電子書籍の売上は伸びましたね。

さらに11月からは本ブログ(かけない.com)を開始。まったく稼げませんが、ほぼ趣味として運用しています。

本当ならグーグルアドセンスで稼げるはずですが、剥奪されました。詳細はGoogleアドセンスが停止された時の対処法&再発防止策をご覧ください。今はASPアフィリエイト一本で頑張ってます。

お察しかもしれませんが、年末になるにつれ、ほぼ案件で書いていません。好きな文章だけ書いています。もちろん収入はわずかですが。

ライター歴3年目

相変わらず文字単価は低いです。友人から依頼され、一回だけ文字単価1円で書きました。でも慣れないジャンルに疲弊し、継続案件を辞退しています。

3年目は、自分の文章しか書いていません。ずっと継続していた占い案件は途絶えました。しかし問題なし。ブログと電子書籍を交互に楽しんでいました。正直下手な案件より、ストアカの方が収入的にオイシイ。自然と書くことが減りました

ただ、同時期にデビューしたライターたちは、かなりの地位になっているんですよね。文字単価も高いし。

一方、私の収入は不安定。売れないと、収入がありません。それに、そもそも小説家になりたい私。考えた末「小説を書くために、もっと勉強したい」「書く力を養うためにも、ライターとして成長しよう」と再確認。

しかし自分がどれだけ通用するのかわかりませんそこでライター講座で学び直すことにしました。

私が選んだのは株式会社YOSCAのあなたのライターキャリア講座です。「案件獲得」に注力する講座が多いなか、本講座は「書く力の醸成」にどこよりも力を入れていました。添削指導もあり、震えながら提出。しかし褒められ、「それなりに書けている」と実感できました。

講座を探しまくった様子はこちら→ライターの学び直しに最適!ライター養成講座オススメ3選

転機は突然に

ある日、読書をしていると「売れているライターは求人広告を経験している」と気づきました。

求人広告ライターには【取材】が伴います。思えば、小説を書く時もビジネス書を書く時も、取材力が必要になるスキル。これからの私に必要な力だと思いました。さらに、かつてはセールスライターになりたかった私。コンテンツライティングよりも興味があります。

総合的に考えても「求人広告ライターになりたい」と思いました。

そんな願いが天に届いたのか、数日後に求人広告ライターの募集を発見。ダメ元で応募したら、トントン拍子で合格しました。しかも決め手は「ストアカ講師を経て、喋る力がありそうだから」とのこと。

こうして、念願の求人広告ライターにキャリアアップしました。頑張れば月収40万円が可能な世界です。

さらに電子書籍やブログのわずかな収入を合わせれば、年収500万円は可能。すべては私のやる気次第ですが、年収500万円が夢じゃなくなりました。

ライターとしてキャリアアップする方法

ここからは、私のエピソードを振り返って「ライターとして行き詰った時の打開策」をまとめます。

案件探しの場所を変える

もし多少なりともライター歴があるなら、案件探しの場所を変えてみてください。

バイトや転職サイトで「ライター」と検索すると、案外出てくるんですよね。まったくの未経験は無理でも、「経験年数」を満たせば応募できる企業もあります。

面接があれば「人柄」で勝負できます。経歴や記事内容以外を評価してもらえるので、書く腕に自信がない人もチャンスです。

ただ単発や副業でやるには、合わない方法かもしれません。余力でできない仕事が多いですから。ただし専属ライターや本業として活躍したいなら、転職サイトは大いに役立ちます。

ライター講座を受講する

ライター講座から、受注が広がる可能性もあります。

運営企業が編集プロダクションを持っていると、受講生に案件依頼が来ることも。受注側の視点があるため、講座の添削指導でガチなフィードバックが戻ってきます。より実践に近い形で成長できるでしょう。

それに「単価が上がらない」ということは、単純に力不足も考えられます。一度客観的にライターとしての価値を評価してもらいましょう。もしかしたら、思わぬ形で成長できるかもしれませんよ。

私が利用したあなたのライターキャリア講座の運営会社「株式会社YOSCA」はフリーランスのよりどころを運営しています。今の企業と出会っていなかったら、私もお世話になる予定でした。

自分のビジネスを持つ

受注されるのを待たず、自分の仕事を作りましょう。ブログや電子書籍、ストアカ(オンライン講師)ができないか、検討してみてください。特にブログや電子書籍は不労所得になるので、余力ができたら早めに取り組みたいところです。

私は主戦場として、早期に同3サービスを活用してきました。だからライターとしてはイマイチでも、世間の評価だけは高かったりします。雑誌取材は、ストアカ経由。ラジオの出演依頼は、電子書籍経由できました。

ライターとして見ると、私は貧弱です。しかしメディア出演したり、自分名義の電子書籍を10冊以上出しているライターは少ないかと思います。思わぬ道が拓けるかもしれないので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

順番としては、最初にストアカがいいですね。講座内容から電子書籍が作れるし、講座中に質問された内容をブログに書けたら完璧です。

文字単価1円ライターでも大幅にキャリアアップできる

いくら低単価でも、ライターとして活動していれば、それなりに評価されます。

まずは今あるライター案件を大事にしましょう。そして、できそうな案件を見つけたら応募してみてください。思った以上に評価され、大幅に単価アップするかもしれません。

経済的にイケそうなら、ライターとして転職するのもあり。転職サイトを上手に使って、自分に合う企業を探してみてくださいね。

推薦図書:沈黙のWebライティング

ライターとして「何から始めたらいいか」と迷っている人には、本書がオススメ。筆者の松尾さんのノウハウは本当に勉強になるので、よかったら参考にしてください。

宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。
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