体重を計るだけじゃ痩せない?正しいレコーディングダイエットとは

「いつまでもデブと思うなよ」が発売された当時、レコーディングダイエットが流行りましたよね。今でも「痩せたい」と言えば「毎日体重計ると痩せるらしいよ」とアドバイスされるくらいです。

私が愛読するスマートノートの著者と同じだと知り、「いつまでもデブと思うなよ」を読みました。そしたら「体重計ると痩せる」は間違っていると気づいたのです。

本記事では「いつまでもデブと思うなよ」を読んだ感想と、正しいレコーディングダイエットの方法について解説します。

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目次

体重を計るだけじゃ痩せない?

厳密にいえば、体重を計るだけで痩せます。ただ痩せた状態を維持するには、本格的にレコーディングダイエットする必要があるのです。

ただ体重を落とすのではなく「痩せた状態をキープしたい」「デブを卒業したい」という方は、同著を読むことをオススメします。

なぜレコーディングダイエットは痩せるのか

レコーディングダイエットはこれまでの食生活を見直し、改善点を探すのが目的です。ただ日々の体重とその日食べたものを書くのではなく「自分はこういう食事パターンを繰り返している」と認識するのが何より重要なのですね。

著者曰く、太っている人は「太っている努力をしている」とのこと。だからダイエットの第一歩として「何が原因で太っているか」を見つけることに注力します。その原因を洗い出すために記録が有効なんですね。

例えば、飲料って案外高カロリー。いくら食事に気を配っても、仕事中の飲料で台無しになっているかもしれません。いつも飲むジュースをブラックコーヒーにするだけで、カロリーがカットできます。このように自分の食生活を知ることで、代替品への置き換えやカロリーカットが可能となるのです。

レコーディングダイエットをする上で大事なこと

我が家には体重計がないため、私はまだレコーディングダイエットを実践できていません。先に全体の流れを読んだのですが、一つだけとーっても大事なポイントがあることに気づきました。

それは「必ず本通りのステップをこなすこと」。すぐ成果が欲しいからと、最初の記録段階をすっ飛ばしてはいけないのです。

レコーディングダイエットの第一段階は、ただ体重と食べたものの記録だけです。次に摂取カロリーや体脂肪率の記載。数か月かけて自分の食事傾向を掴んでから、ようやくカロリー計算を行います。

でも早く成果が得たいから、最初からカロリー計算したくなりますよね。自発的に低カロリーなものに置き換えたり、食事量も抑えたくなります。

しかしそれではダメなのです。「いつもの自分」を知らないと、食べ過ぎた時に強い罪悪感に襲われます。食事を我慢することがつらくなり「ダイエット=つらい」と認識してしまいます。

著者は「つらいダイエットは続かない」とし、「ダイエットは楽しいものだ」と提言しています。だから最初は素の自分を知ることを心がけましょう。ダイエットなんてまったく意識しない方が、レコーディングダイエットの場合は上手くいくのです。

私も日々の食事量を意識し出したら、結構食べてる……。適切なカロリーを理解していないまま、「ここは削れそうだ」と食事を抑えそうになります。しかし我慢=嬉しくないので、長期的に見ると続かない努力だと感じました。

自分の努力が正しいか間違っているかを知るためにも、レコーディングダイエットは書籍通りのステップで進めなければなりません。私はまず体重計を買うところから始めたいと思います。

レコーディングダイエットで「痩せた自分」をキープしよう

太っているのには何かしら理由があります。その理由を解明し、痩せる習慣作りをするのにレコーディングダイエットはとても有益です。運動嫌いな文系の私ですが、読んでいて「これならできそう!」と思いました。

ただレコーディングダイエットはあまりにも有名であるが故に、誤解されていることも多いと思います。私も読んでみて「イメージと全然違う」と感じました。

やってみたい人はネットのまとめ記事ではなく、岡田斗司夫氏の著作物に触れましょう。きっと思っている以上に簡単で楽しそうで、やってみたくなりますよ。

▼レコーディングダイエットについて書かれた本はこちら

宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。
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