私は手帳が大好きで、毎年たくさんの手帳をチェックしています。そんな中、2023年はフランクリン・プランナーを購入したいと思っています。
実はフランクリン・プランナーは、過去に使ったことがあり、一度挫折しています。
本記事ではフランクリン・プランナーの挫折した理由と、過去の教訓を得た改善策をご紹介します。
フランクリン・プランナーが気になっている方、これから使ってみたい方は、ぜひお読みください。
再挑戦後に一カ月使った感想はコチラ
→【挫折者が再挑戦】フランクリン・プランナーを1カ月使ってみた
フランクリン・プランナーとは
フランクリン・プランナーとは、7つの習慣のメソッドを盛り込んだ手帳です。
7つの習慣とはコチラ
従来の手帳では用事・時間を管理していましたが、フランクリン・プランナーでは行動を管理します。
自分の目標を明確にし、そこに向かっての行動計画を立て、日常タスクに落とし込む。目標達成に向けて行動するため、人生が変わる手帳といわれています。
フランクリン・プランナーを挫折した理由
そんな素晴らしい手帳ですが、使いこなせない人も多いです。私も一ヶ月ほどで挫折しました。
ここからは、私が挫折した理由をご紹介します。
目標が決まらない
当たり前ですが、最も大事な部分となる目標がないと、行動に落とし込めません。
手帳には目標を見つけるためのワークがついているんですが、何度やってもしっくり来なかったんですよね。
でもよく考えたら、すぐ見つかる方がスゴイ。多くの人は目標を再設定しながら、フランクリン・プランナーを使い続けているようです。私も気長に取り組むべきでした。
しかし以下の理由も相まって、使うのをやめました。
数値化できない
とはいえ「小説家になる」という目標はあるので、使おうと思えばフランクリン・プランナーを使えます。
しかしこれって努力次第でどうにかなる問題じゃないんですよね。最終的には作品が評価されるかどうかだから、他人の手に委ねられます。
「書く」という行動に落とし込んだとしても、前回使用時は自分がどれだけ書けるか把握していませんでした。それに気分によって左右されるから、書いてもその通りにならない。
曖昧な内容で書き始めると、全部書き直しになることもあります。だから期限を決め行動することが無意味に思えます。
結果、数値化できないのでフランクリン・プランナーを使っても意味ないと思いました。
管理するほど予定がない
とはいえバーチカル手帳や1日1ページ手帳として使うこともできます。効果を100%発揮できなくても、無駄にはなりません。
しかし当時の私は、管理するほどの予定がなかったのです。強いていうなら、バイトの予定くらいでしょうか。事務や店舗スタッフだと、特筆すべき業務内容も発生しません。
マンスリーで事足りている人なら、フランクリン・プランナーの豊富さが逆に面倒なものに見えるでしょう。
システム手帳が使いづらい
あと、完全に個人的な意見ですが、システム手帳が好きじゃありません。初心者用にスターターキットが発売されているのですが、なんだか好きになれないんですよね。
「もっとテンションが上がる手帳を使いたい」と思って手放しました。
挫折から学んだ解決策
再度フランクリン・プランナーを使うため、改善策を考えました。完璧とはいえませんが、不安な方にも役立つと思います。ぜひ参考にしてください。
目標が決まらないの解決策
もう「決まらないもの」として捉えることにしました。それよりも「今できるベストを尽くそう」にシフトしています。
もちろん、こんな使い方は邪道でしょう。公式に怒られそうです。
しかしフランクリン・プランナーの使い手を見ていると、試行錯誤しているうちに見つけた人もいます。だから仮目標を設定して、見直しながら行動を変えていけばいいと思います。
後述しますが、私の場合、そこまで目標と行動がズレているとは思いません。だから緩くプランを立てています。
数値化できないの解決策
この1年で、どれだけ小説が書けたかのデータを取りました。約22万字です。サボったり推敲したので、毎日書いたわけではありません。しかし「1年で2冊は本が出せる」と学びました。
書籍化する時の目安は10万字といわれています。詳しくは以下参照。
→公募に落選しました|やっぱり長編小説が書けないと厳しい
となると、書きたい作品が多数ありますが、2本だけに集中すればいいとわかります。そもそも余裕を持ったスケジュールなので、空き時間は新作に当ててもいいですしね。
数値化できない時は先に行動して、どれくらいできるかデータを取るとよいです。今までは年1本が限界だと思っていたので、この発見はとても大きなことでした。
管理するほど予定がないの解決策
よく考えると当たり前で、そんな予定のない日々を変えようというのがフランクリン・プランナーの目的です。だから今予定があるかは関係なし。手帳に馴染みがない人も、積極的に使うべきです。
しかし生き方によって、手帳の合う合わないは確実にあります。だから必要性を感じないなら、今無理してフランクリン・プランナーを使わなくてもOK。必要な時が来たら使ってみてください。
ちなみに、私は挫折時とライフスタイルが大きく変わりました。これからはルポルタージュのために取材を増やしたいので、もっと手帳を使う機会が増えるでしょう。今なら使いこなせそうです。
システム手帳が使いづらいの解決策
「でもこればっかりは無理かな~」と思っていましたが、一番簡単に解決しました(笑)
システム手帳以外のタイプが発売されていたのです。
ウィークリータイプ
1日1ページタイプ
ウィークリー手帳と1日1ページ手帳が選べるのも嬉しいポイント。システム手帳は1日2ページなので、ボリュームとしては物足りないかもしれません。しかし本格的に使いこむ予定がないのであれば、こちらの方が使いやすいでしょう。一冊に収まるのも嬉しいです。
私は1日1ページタイプのバーガンディが欲しい! 持った感じA5タイプが好きですね。樺沢紫苑先生の本より「読書後のアウトプット」の場として、メモページを活用しようと考えています。
私が欲しいのはコチラ
※私は店頭で見ましたが、ネットで買った方が1000円以上安いかもしれません。(品物によります)
フランクリン・プランナーの使い方を学ぶ場
「まだちょっと使い方がイメージできない」という人は、使い方を学んでみましょう。セミナーや書籍をご紹介します。
公式によるセミナー
フランクリン・プランナー公式サイトにセミナー情報が載っています。基本的には有料セミナーです。Peatixに出ている募集は、無料のものもありますね。
ただ、安くない費用のセミナーにわざわざ参加するということは、かなり意識が高いビジネスパーソンが集まるのでしょう。人脈作りに役立つかも? 下心全開で一度行ってみたいものです。
中には「手帳付き」の講座もあるので、ぜひ買う前にチェックしてみてください。
書籍
フランクリン・プランナーに関する書籍は多数発売されています。似た表紙ですが、内容は大きく変わるのでご注意を。
私は樺沢紫苑先生が自著で紹介していた使い方の本を購入しました。「一歩進んだ使い方」がとても勉強になってます。
使い方はコチラ
使うイメージが湧かない人は以下参照。使用実例が見れるので、目標の定め方がイメージしやすくなります。「みんなどうやって使ってるの?」という方には特におすすめです。
使用例はコチラ
有志による勉強会
あと、本当にたま~~にですが、フランクリン・プランナー利用者による勉強会があるようです。こくちーずに載ってました。
使う前に参加するのもいいですが、使った後について話し合うのも楽しそうですね。手帳から人脈が広がるなんて楽しそうです。
フランクリン・プランナーで人生を変えよう!
目標から逆算した行動をとることで、人生は大幅に変化します。最初は使うのが難しいかもしれませんが、使い続けるうちに人生の変化を感じるようになるでしょう。
多くの成功者が愛用するフランクリン・プランナー。あなたの人生にも取り入れて、漠然と生きる日々にさよならしましょう!
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