【完全無料でEPUB化】でんでんコンバーターの使い方

EPUB化ってどうやるの?

電子書籍の本文データは、EPUB形式が推奨されています。「いーぱぶ? 何それ?」と思いますよね。

でんでんコンバーターなら、テキストデータを一瞬でEPUB形式に変換可能。ダウンロード不要・会員登録なし、完全無料で利用できます。

本記事では、でんでんコンバーターの使い方についてご紹介しますね。

目次

でんでんコンバーターの使い方

画像引用:電書ちゃんのでんでんコンバーター

でんでんコンバーターを使う流れは、次のとおりです。

  1. 本文データを用意する
  2. 必要事項を選択する
  3. 「変換」を押す
  4. EPUB形式でダウンロード

なお、データは残らないので、再ダウンロードできません。再ダウンロードしたい時は、同じ手順でもう一度変換しましょう。

本記事では、私が普段使用している流れでご紹介しますね。

本文データを用意する

本文データは、あらかじめでんでんエディターでタグ付けしておきます。タグ付けは、電子書籍としての体裁を整える下処理程度に思ってください。

なお一部は、でんでんコンバーターで下処理します。詳しくは完全無料でここまでできる!でんでんエディターのタグ一覧で紹介しています。

必要事項を選択する

でんでんコンバーターにデータをアップロードし、必要事項を入力していきます。

本文データは、テキストファイルを使用しましょう。
他にも色々できそうですが、でんでんエディターでダウンロードしたデータをそのまま使うのがベストですね。

でんでんコンバーターでは、次の事項が選択できます。

情報

  • タイトル(必須)
  • 作成者

ページ送り方向

  • 左から右(横書き)
  • 右から左(縦書き)

次の機能は、お好みで設定できます。

ページ自動生成

  • 扉ページ
  • 目次ページ

その他

  • 表紙ページをスキップする
  • 自動縦中横を有効にする
  • 拡張子を.kepub.epubにする
  • 文を句点ごとにspanで囲む

私は「タイトル」「作成者」「ページ送り方向」「目次ページ」を設定したら、他はそのままにしていますね。

いずれもメニューそばに「ヒント」があるので、困ったら参照してみてください。

タイトル

電子書籍のタイトルを入れてください。
ただし、扉ページの自動生成がなければ、特段表示されるものではありません。

作成者

著者の氏名を入れましょう。
氏名も扉ページに表示される程度で、特段の表示はありません。

ページ送り方向

本文の縦書き・横書きを決めます。お好みで決めてください。

縦書きを選択した人は、「縦中横」の設定も忘れずに
桁の大きい数字やアルファベットが頻出するテキストは、横書きの方が読みやすいかもしれませんね。

扉ページ

電子書籍の冒頭に扉ページが付与されます。

扉ページには、タイトルと作成者が記載されます。
扉ページを作る人は、上記タイトル・作成者をしっかり入力しましょう。

扉ページはあってもなくてもOK。ページ数を稼ぎたい人にはよいでしょう。

ちなみに、私は使用していません。タイトルが長いと、変なところで改行されるのが嫌だからです。

扉ページは、各自の好みで作成してください。

目次ページ

扉ページの次に、目次が付与されます。(扉ページがない場合は、冒頭に付与)

目次はでんでんエディターでタグ付けした「見出し」から自動生成されます。目次を押すと当該ページに移動可能です。

ちなみに、目次の場所は変更できません。「目次前に前書き入れたい」など、調整できないので注意しましょう。

その際「手動での目次作り」を検討するかもしれませんが、私はオススメしません。
手動で作るとページ移動ができないので、目次作りはでんでんコンバーターにお任せするのがよいでしょう。

表紙ページをスキップする

通常の読み順から表紙ページを除外します。Kindleでは「有効」が推奨なのだとか。

私は特に考えず、そのまま(チェックをつける)にしています。

自動縦中横を有効にする

二桁の数字を、並べて一桁に表示します。縦書き特有の機能ですね。横書きの人は気にしなくて構いません。

「⁉」とか「10」などを使う人は、設定しておきましょう。デフォルトで「有効」になっているので、そのまま(チェックをつける)で良いでしょう。

拡張子を.kepub.epubにする

楽天Koboで、キレイなレイアウトで表示するための処理です。kindleを前提としている人はそのまま(チェックしない)でOKです。

文を句点ごとにspanで囲む

これについては、なんだかよくわかりません。ヒントを見ると、このように書かれています。

でんでんコンバーターが出力したEPUBを Tobi で読み込んで音声同期させるケースを想定した機能です。

引用元:電書ちゃんのでんでんコンバーター

音声再生による機能なのですね。あった方がよいのでしょうが、なくても困らないかと。

私はそのまま(チェックしない)ですが、今後は付けようかと思います。

「変換」を押す

次に変換するのですが、プレビューについて解説しますね。

変換ボタンの上に、「作成したEPUBのプレビューとエラーチェック」というチェックがあります。こちらにチェックすると、次画面にプレビューが表示されます。

かつて私は毎回プレビュー表示していましたが、毎回エラーばかり。プレビューできちんと表示されません。「ちゃんと変換できたのか?」と不安になり、何度も変換。しかし、でんでんコンバーターのプレビューがおかしいだけと知りました。

KDPのプレビューを見るなら、でんでんコンバーターでのプレビューは必要ありません。どんなにでんでんコンバーターでちゃんと表示されても、kindleで表示されなければ意味がありませんので。

だから私は、でんでんコンバーターでプレビューを見ません。本チェックがなくても、変換できるので、安心してくださいね。

EPUB形式でダウンロード

変換を押すと、自動的にダウンロードされます。
EPUBファイルを開くには、専用ソフトが必要です。そのままでは開けないでしょう。

データのチェックは、KDPで行うと楽です。OKなら、そのまま販売できますからね。
検品にもなるので、ぜひプレビューはKDPで行いましょう。

でんでんコンバーターならEPUB形式が簡単に作れる!

でんでんコンバーターを使う流れは、次のとおりです。

  1. 本文データを用意する
  2. 必要事項を選択する
  3. 「変換」を押す
  4. EPUB形式でダウンロード

でんでんエディターと組み合わせることで、素人でも電子書籍が簡単に作れます。
でんでんコンバーターは慣れたら即使いこなせるでしょう。何度も使ってみてくださいね。

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宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。
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