小説・脚本分析に飽きた人へ贈る「ちょっと変わった物語分析」とは

物語を組み立てるのが苦手な方は、小説やシナリオの分析をするのがオススメ。シーンや章ごとに「何が起きたか」を書いていきます。

しかし「本当に効果あるの?」と思う人も多いでしょう。

私も今「100本分析してやるぜ!」と目標を掲げているのですが、ちょっと疑問を感じて最近は休止しています。

しかしとある本に出会い、より深い小説分析を行うことができました!

本記事では私が最近実践している「小説分析・亜種」をご紹介します。

目次

歴史を分析する

私が先日見つけた本がコチラ。

偉人たちの恋愛エピソードの詰め合わせなのですが、劇的で面白いんですよね。歴史の知識も深まるし、当時の世相も知ることができます。何より創作のネタにできるのがGood!

普通の小説もいいのですが、事実を小説風に分析していくのはとても勉強になると知りました。

きっかけはトロイ戦争

私が「歴史を分析したら面白い」と気づいたきっかけは、トロイ戦争のエピソードでした。

突然ですが、有名なトロイ戦争は何が原因で起きたか知っていますか?

トロイの王子が、スパルタ王の妃とトロイに駆け落ちしたのが原因です。つまり不倫ですね。

しかもトロイ軍を率いたヘクトルは、駆け落ちした王子の兄。弟のせいで兄が戦うはめになっているんです。

こんなのもう面白すぎますよね!

他にも様々なドラマがあり、トロイ戦争は終結します。その「様々なドラマ」がなんと面白いことか。

トロイ戦争を土台にSFや異世界設定の一大叙事詩が作れそうですし、一部エピソードを切り取って自分の作品に入れてもOK。「この設定をどう生かそう」と考えただけで、創作意欲が湧くのを感じるでしょう。

歴史は小説よりも面白い

小説やシナリオの分析に飽きた人は、ぜひ歴史を分析してみてください。

歴史の知識や面白い人物など、構成力以外の力も磨かれますよ

参考:分析にオススメな歴史の本

私は歴史が苦手です。だからサクッと読めて創作に役立ちそうな本をまとめました。人によって興味は違うと思うので、ぜひ「この本よかったよ!」という本があれば教えてくださいね。

宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。
よかったらシェアしてね!
目次
閉じる