水煮缶はよりも乾燥豆の方がよく売られているひよこ豆。乾燥豆の方が安価だし好きな分量使えて便利ですが、どうやって戻せばいいか迷いますよね。調べても「圧力鍋」とか「40分煮る」とか、初心者には心理的ハードルが高い方法ばかりです。
そこで炊飯器を使って戻せるか、実験してみました。結果は大成功です。めっちゃ楽です。
本記事では(多分)一番楽なひよこ豆を戻す方法をご紹介します。
必要なもの
- ひよこ豆(乾燥)
- 水
- 炊飯器
豆は使いたい分だけご用意ください。ただ何倍にも膨れるので、あくまで「乾燥何グラムか」をご確認くださいね。
炊飯器は何合炊きでもOKです。私は以下の1.5合炊きを使用しましたが、問題なく炊けました。
手順
ひよこ豆を一晩浸水する
ひよこ豆は軽く水洗いし、たっぷりの水(豆の 3倍程度 )に浸します。
このまま一晩置いて、しっかりと吸水させましょう。
普通はボウルを使うのでしょうが、私は内釜を使ってます。一晩米が炊けなくなりますが、洗い物が減ってよいです。
浸水したひよこ豆を炊飯器に入れる
浸水後、水を切ったひよこ豆を炊飯器に移し、再度たっぷりの水を加えます。
本当は豆の3倍程度の水で十分なのですが、入るだけ入れてもOKです。どうせ使う前に水を切りますから。
通常モードで炊飯する
炊飯器の通常モード(白米モードなど)で炊飯します。
ひよこ豆は炊くと膨らむため、一度に大量に戻すのは避け、少量ずつ調理することをおすすめします。
ちなみに我が家の1.5合炊きでは、150グラム戻しただけで内釜がパンパンになってました。水も足りなくなったので、炊飯中に追加してます。
必要に応じて水を追加する
炊き終わると、指で潰せるくらいに豆が柔らかくなっていれば完成です。
もしまだ豆が固ければ、水を追加して、もう一度炊飯してください。
炊飯器を使うメリット・デメリット
戻す段階で感じたことをまとめたので、参考にしてください。
個人的には「好きな分量だけ使える」「ほったらかしOK」なので、いい戻し方だと確信しています。
炊飯器を使うメリット
◆必要な分だけ戻せる
使いたい分だけ戻せるので、水煮缶のように余る心配がありません。
また使いたい時に戻せるので、いつもフレッシュな状態で使えます。
◆手間がかからない
豆を洗って水に付けて、翌日炊飯スイッチを押すだけ。基本的にはほったらかしでOK!
面倒なことや煩わしいのが苦手な方にピッタリです。
◆特別な道具が不要
圧力鍋や専用の調理器具を揃える必要がなく、手持ちの炊飯器で簡単に調理できます。
炊飯器を使うデメリット
◆時間がかかる
浸水に一晩、炊飯にさらに時間がかかります。お手軽ですが「すぐに」を求める方には向きません。
◆調理中に忘れがち
調理を始めてからかな~り時間がかかるので、戻しているのを忘れてしまうことも。
特に平日。寝る前に戻して、翌日の仕事終わりに「外食したから今日は自炊しな~い☆」なんてことになると、豆の存在を忘れていまいます。(私の実体験です、はい)
◆やや固めの仕上がり?
指で潰せるほどに柔らかいのですが、ひよこ豆を食べたことがないせいで、なんとなく固いような気がします。まあ煮込むから、私の場合は問題ないんですが。
個人差はありますが、柔らかめがお好みの方は水煮缶を使った方がいいかもしれません。
まとめ
炊飯器を使えば、ひよこ豆を簡単に戻すことができます。米感覚で、ぜひ豆も炊いてみてくださいね。
それでも面倒だと感じる方へ
「時間がかかりすぎ!」「すぐに使いたい!」という方は、素直に水煮を使いましょう。
紙パックなら缶のように分別がいらないので、ごみ処理も楽ですよ。