短編小説の書き方がわかる本まとめ

最近思うところがあって、小説の書き方を学び直しています。まずは創作力の訓練として短編小説に取り組もうと思ったのですが、いつも勢いで書いてたので、よく考えたら書き方がわからないことに気づきました。

本記事では短編小説の書き方について書かれた、小説の入門書をまとめています。

▼(参考)長編小説の書き方がわかる本はこちら
長編小説の書き方がわかる本まとめ

目次

短編小説の書き方入門書とは

まず短編小説の書き方について言及された本はごく少数です。

一般的に「小説の書き方」は長編小説向けで、短編小説は「長編小説を削ったもの」といった位置づけになっています。

短編小説よりさらに短い作品として、ショートショートがあります。これはまた別物なので、ショートショート用のおすすめ創作本をまとめました。以下記事をご参照ください。

短編小説の書き方おすすめ本

私が読んだ限り、以下の本がおすすめです。

個人的には両方GETすることをオススメします。どちらにも違う学びがあり、創作ライフがさらに充実しますよ。二冊買っても3000円くらいなので、創作講座に1回参加するくらいと思えばお得です。

「悪魔のささやき」で書く短編小説

ジュブナイルポルノの女王、わかつきひかる先生の著作。

わかつき先生はたくさんの創作術の本を出していますが、どれも実用的ですぐに使えます。

特に「嘘の自己紹介」と「三題噺」は練習にとても良くて、私は本書を読んだその日から実践しています。

一作書き上げるだけでなく「企画書用にたくさんネタを量産したい」「創作力を上げたい」という人にオススメです。私は創作スピード向上のため、一日3作を作っています。

テンプレート式 超ショート小説の書き方<改訂新版>

創作術&作品(添削あり)が詰まった一冊。文章スクール主催の高橋フミアキ先生の著作なので、とても実用的で具体的です。

講座パートを読む→テンプレートを使う→他作品を読んで違いを学ぶといったサイクルが出来ているので、本書だけで深く学ぶことができます。

テンプレートが様々な箇所にあるので、個人的には手元に紙の本を置いておきたいところ。講座やテンプレートを何度も読み直して、ノウハウを体に沁み込ませたいです。

「頭を使う創作術は面倒だから、とにかく作品を作りたい」という人には最適な一冊です。

改訂新版は、本書のメソッドを長編小説に転用する方法が書かれています。これから買う人はぜひ「改訂新版」を選びましょう。

短編小説の書き方本は手元に置いておこう

短編小説の書き方に関する本は多くありません。しかし粒ぞろいで、どれも内容が違います。

個人的には、紙の本を手元に置いておくのがオススメ。創作時にテンプレートを使ったり、わからないことがあったら振り返ったりと、案外読む機会が多いです。

本書を活用して、楽しい創作ライフを送ってくださいね。

宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。
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