【独占公開】東大式笑いの取り方|vol.1根本的に笑いを理解していない読者諸君へ

【注意1】本記事は、ブログ運営主(宮本くみこ)が、Twitterで知り合った友人「ひがしゆうや」とのクソリプ合戦から生まれたおふさげ記事です。
ビジネス書刊行に向けて、ひがし本人がノリノリでインタビューに応じたという設定で作っています。だから文中に「本書」という単語が出てきますが、気にせずお読みください。

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目次

はじめに「根本的に笑いを理解していない読者諸君へ」

 この本を手に取ったということは、君は東大出身ではないのだろう。なぜなら東大生は、本書を必要としないからだ。その高度な頭脳をもって、自主的に笑いを取ることができるだろう。

 そんな東大出身ではない読者諸君に、私から一つ言いたいことがある。「非常に浅はかである」と。

「本を読んだら笑いが学べる」という思考が、いかに短絡的であるかに気づいた方がよい。

 しかし、私は諸君らを否定しない。己の無知を自覚し、目上の人に学ぼうという姿勢は評価に値するものだ。

 ただ、先に書いたように、本を読んで笑いが取れるほどの才能があるなら、諸君らは東大に進学できていたはずだ。それぐらい、笑いを学ぶことは困難を極めるのである。

 笑いを取る要素は実に複雑だ。三平方の定理や微分積分などで解ける代物じゃない。私が学術論文やエビデンスに基づいて解説することは簡単だが、諸君らが理解することは困難だろう。理解できない人に説明しても、お互いが不幸になるだけである。

 そもそも東大の笑いは高尚だ。諸君らに理解できるとは思えない。東大生ならあえて質を落とした低俗な笑いを作ることもできるが、低俗な諸君らが高尚な笑いを生み出すことは不可能に近い。

 よく「東大卒は面白くない」「スベってる」という嫉みを聞くが、それは大きな間違いだ。低俗な連中にも理解できる笑いを作ることは、賢き者にとってはかなりの苦行である。「だったら面白いと思われなくてもいい!」と、Aランク程度の大学出身者なら、理解されることを投げ出すだろう。

 しかし、そこは国内最高学府、東大である。彼らの頭脳をもってすれば、低俗な笑いを生み出すことも可能。それでスベったとしても、彼らの尊厳は全く傷つかない。ままごと遊びに参加したパティシエは、例え砂でも素晴らしいケーキを作るだろう。それを未就学児童が「下手」と騒ぎ立てたところで、彼の尊厳が損なわれないことと同じだ。

 本気で笑いを学びたいなら、まずは東大を卒業してほしいところであるが、馬車馬のごとく多忙極める、低賃金労働の諸君らには難しいだろう。(何より知能的に入学を許可されないだろうが)

 そこで、諸君らにとって一番理解しやすい方法で伝授しよう。それは「私の生き様を見ること」だ。そして使える技をいつでも盗んでほしい。

 私を見ているだけでいいのだから、諸君らも取り組みやすいだろう。私は出し惜しみといった、みみっちいことはしない。それは己の力量に自信のない、Aランク大学出身者がすることだ。

 盗めるものは、すべて盗んでもらって構わない。国内最高峰の学府より輩出された笑いを間近で観察できる、この上ない機会だ。

 この本を読了した暁には、諸君らの笑いの質が若干なりとも改善されているだろう。

さあ、笑いのすべてを学ぶがいい

本アカウントでは、私のすべてを発信している。もちろん笑いについての技も惜しみなく公開中だ。「笑いを学びたい」という読者諸君は、即座にフォローするがよい。

私についてもっと知りたいだって?

おやおや、笑いではなく私についてもっと知りたいというのかね。仕方ない。とっておきの書籍を教えてやろう。ただし冷やかし購入はやめていただきたい。本気で「ひがし」を学びたい人のみ手に取ってくれることを切に願う。

【注意2】 ネタにする分にはご自由に本記事をお使いいただいて構いませんが、あくまで冗談の範囲内で納めてください。営利目的のパクリや無断転載など、悪用厳禁。ひがし本人や作者への誹謗中傷もおやめください。線引きがわからない場合は、ひがし本人もしくはお問い合わせからご連絡願います。

宮本くみこ
ライター
小説・シナリオ・エンタメを愛しています。小説書けずに苦節20年→脚本修行のため公務員辞めて上京→なんか違うと絶望→小説の真髄発見。普段は占いライターしながら小説・シナリオを書いてます。目標は国際アンデルセン賞受賞。「私自身が最高の物語」と自負してます。
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